シャープ、初めて有機ELディスプレイを搭載した世界最軽量モデル「AQUOS zero」と「AQUOS sense2」を発表…2018年冬モデルとして商品化

シャープは、初めて有機ELディスプレイを搭載し、世界最軽量の約146gを実現したフラッグシップモデル「AQUOS zero」と、約5.5インチのIGZO液晶ディスプレイと、AIが最適な撮影モードを自動で選択するカメラを搭載したスタンダードシリーズのスマートフォン「AQUOS sense2」を2018年冬モデルとして商品化すると発表した。


 
■「AQUOS zero」
 

約6.2インチ 大画面WQHD+(2,992×1,440画素)の当社製有機ELディスプレイを搭載し、100万:1の高コントラストと、DCI-P3規格(デジタルシネマの標準規格)の100%の広色域を実現した。加えて、「AQUOS」で培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」によるなめらかな階調表現と豊かな色調で、リアルで色鮮やかな映像を映し出す。

バックライトが不要な有機ELディスプレイを採用し、側面にマグネシウム合金、背面に軽量で強度の高いアラミド繊維を用いて、画面サイズ6インチ以上・電池容量3000mAh超のスマートフォンとして世界最軽量の約146gを実現。また、ディスプレイの中央に向かって緩やかに盛り上がる独自のラウンドフォルムを採用したことで、指の動きに合った自然なタッチ操作が行える。

さらに、高性能CPU Qualcomm Snapdragon 845と6GB RAM/128GB ROMの大容量メモリを採用し、高速処理を実現した。大画面と世界最軽量、ハイパフォーマンスの組み合わせにより、長時間のゲームプレイや動画視聴も快適に楽しめる。


 
■「AQUOS sense2」
 

縦横比18:9の約5.5インチ フルHD+(2160×1080画素)IGZO液晶ディスプレイを搭載し、高精細な表示と高い省エネ性を実現した。アプリケーションの表示領域を従来機比約23%拡大。画面上により多くの情報を表示できるので、WEBサイトやSNSなどの閲覧がさらに快適になった。また、画面サイズをアップする一方、消費電力は約21%削減した。

メインカメラには、ピクセル(画素)サイズを従来機比約25%大型化したイメージセンサーと、F値2.0の明るいレンズを採用。薄暗い場所でもノイズが抑えられ、質感や色味がよりリアルな画像を撮影できる。さらにスマートフォンAQUOSのスタンダードシリーズで初めて「AIオート」機能を搭載。料理や花、夕景など、被写体やシーンにあわせて最適な撮影モードを自動で選択する。

本体ボディには剛性の高いアルミ素材を採用した。防水性能やおサイフケータイなど充実の基本機能に加えて、文字やアイコンを大きく表示する「かんたんモード」を搭載しているという。さらに、OSバージョンのアップデートやセキュリティの更新をサポート。スマートフォンを初めて購入した人から法人まで、安心して利用できるとのこと。