【ゲーム株概況(9/27)】カジノゲーム海外配信のユニバーサルエンターテインメントが買われる 新作配信開始の任天堂やスクエニHDは軟調

9月27日の東京株式市場では、日経平均株価は9日ぶりに反落し、前日比237.05円安の2万3796.74円で取引を終えた。前場はプラス圏で推移する場面もあったものの、前日に2万4000円台に乗せたことによる目先達成感に加え、為替が1ドル=112円台半ばまで円高方向に振れたこともあり、後場に入ると売り物が優勢な展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、オルトプラス<3672>やバンク・オブ・イノベーション<4393>が大幅高した。

また、カジノゲームアプリ『SLOTS STREET』をアメリカ、カナダ、オーストラリアで配信開始したユニバーサルエンターテインメント<6425>も高い。

半面、サイバーエージェント<4751>やガンホー<3765>など主力株が売られ、大手ゲーム株では任天堂<7974>やスクウェア・エニックスHD<9684>もさえない。サイバーエージェントと任天堂は『ドラガリアロスト』、スクエニHDは『ファンタジーアース ジェネシス』がこの日にリリースされたが、これがむしろ目先の材料出尽くしと市場から受け止められたようだ。


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