【ゲーム株概況(9/18)】買い戻し入り大手ゲーム株中心に堅調な値動き 不適切な会計処理を嫌気しDLEはストップ安

9月18日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸。前営業日比で325.87円高の2万3420.54円と大幅な伸びとなった。トランプ大統領が2000億ドル相当の中国製品に10%の関税を課すと発表したものの、ショック安は回避された。朝方の売り一巡後はショートカバー(売りポジションの解消)が入ったとの見方が出ている。

こうしたなか、全体相場が堅調だったことも有り、ゲーム関連株についても堅調な銘柄が目立った。任天堂<7974>やコナミホールディングス<9766>、バンダイナムコホールディングス<7832>、コーエーテクモホールディングス<3635>など大手ゲームの一角が買われたほか、サイバーエージェント<4751>、ネクソン<3659>なども高い。

他方、値下がりで目立った動きをしたのは、ディー・エル・イー(DLE)<3686>でストップ安まで売り込まれた。先週末(9月14日)、過去の財務諸表で不適切な会計処理が行われたとの疑いがあったとし、その妥当性を検証する第三者委員会を設置すると発表しており、それを嫌気した売りに押されたという。



■ゲーム関連株
株式会社ディー・エル・イー(DLE)
http://www.dle.jp/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エル・イー(DLE)
設立
2001年12月
代表者
代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
決算期
3月
直近業績
売上高20億2000万円、営業損益3億4400万円の赤字、経常損益3億3600万円の赤字、最終損益5億8200万円の赤字(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3686
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