タップアラウンド、アプリ事業者向けユーザー行動分析サービス「TAPTrack forApps」β版を開始…ユーザーのリアル行動が測定可能に



タップアラウンドは、位置情報測定分析ツールである「TAPTrack」のアプリ事業者向けユーザー行動分析サービス「TAPTrack forApps」のβ版を提供開始した。現在はAndroid対応版で、iOS対応版については10月に提供する予定。 

「TAPTrack SDK」は、アプリに導入すると、アプリユーザーの屋内外のリアル行動を測定可能になる。測定が難しかった商業施設内のフロア把握、地下街や地下鉄など地下空間での位置情報の把握、両空間での店舗来店や滞在時間などをタップアラウンド独自の技術・解析アルゴリズムを使用し、三次元的に位置情報を把握できるという。また、 専門知識がないと解析が困難だった位置情報ビッグデータを誰でも一目でわかる分析ツールを提供するとのこと。


アプリユーザーの居住沿線・最寄駅を把握できる
ユーザーの居住エリアを把握することで、 御社アプリがどのエリアで多いのか、 あるいは少ないのかがわかり、 今後の広告キャンペーンや展開するコンテンツの拡充が図れる。 


ユーザーのよく行くスポットランキングの把握
今までわからなかったユーザーの行動情報をより詳細に可視化できるため、 ユーザーの好みや傾向を滞在スポットランキングとして捉えることができる。


流入・流出ユーザーの行動スポットからの把握
どんな行動履歴を持つユーザーが新たにダウンロードされているのかを知るのは、 広告キャンペーン効果を測るのに最適。 逆に流出ユーザーの傾向を知ることによりその対策を立てることが可能になる。 


なお、早期導入キャンペーンとして2018年12月末日までに導入すると、初期費用、月額費用ともに無料で提供する。今後、 追加するオプションサービスについては有料となるが、基本使用については無料とするとのこと。

今後はPUSH通知にも対応する予定で、 アプリビジネスの成長を支援するとともに、 ユーザーのリアル行動データを蓄積することにより、 DMPや広告配信などの連携などアプリ事業者との新たなレベニューとなる協業ビジネスを提案していきたい、としている。店舗・商業施設様向けには、 来店測位や施設内測位なども可能にしたサービス「TAPTrack forRetail」を近日リリースする予定だ。