gumi、第1四半期は2億5100万円の営業赤字に転落…減収効果と新規タイトルの開発投資で

gumi<3903>は、本日(9月7日)、第1四半期(5~7月)の連結決算を発表し、売上高60億1500万円(前年同期比14.4%減)、営業損益2億5100万円の赤字(前年同期2億1800万円の黒字)、経常損益4300万円の赤字(同2億0500万円の黒字)、最終利益7400万円(同22.3%減)だった。

 


『ファントム オブ キル』や、『誰ガ為のアルケミスト(日本語版)・(海外言語版)』、『クリスタル オブ リユニオン(日本語版)・(海外言語版)』、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(日本語版)・(海外言語版)』など主力タイトルの売上が堅調に推移したものの、前期にリリースした新規タイトルの売上寄与は限定的だった、としている。また経営資源の選択と集中を図るため、一部タイトルの配信停止を行った結果、売上高が減少したという。

費用対効果を重視したプロモーション施策などの実施により広告宣伝費は減少したものの、新規タイトルの開発投資の強化などに伴い外注費、人件費が増加したこと、売上高の減少に伴う減益が響き、営業損益は赤字となった。持分法投資損失と仮想通貨評価損を計上したが、投資事業組合運用益2億9300万円を計上したことで経常損益の赤字幅が縮小した。最終利益は黒字となったが、投資有価証券売却益6億1700万円を計上したことによる。減損損失3億5300万円をカバーした格好だ。

なお、2019年4月通期の業績予想は非開示。第2四半期累計の見通しを発表しており、売上高121億1500万円(前年同期比13.3%減)、営業損益7億5100万円の赤字、経常損益5億4300万円の赤字を見込む。

 
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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