gumi、1Qの業績予想を上方修正…『ファンキル』など主力タイトル好調で売上高が上ブレ gumi venturesの投資有価証券売却による利益計上も

gumi<3903>は、8月31日、2019年4月期の第1四半期(5~7月)の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想58億円から60億1500万円(増減率3.7%増)と上ブレし、営業損益は同5億円の赤字から2億5100万円の赤字、経常利益は同5億円の赤字から4300万円の赤字にそれぞれ赤字幅が縮小した。また、これまで非開示としていた最終利益については、7400万の黒字での着地となる。
 

売上高については、主力タイトルである『ファントム オブ キル』が好調に推移したことに加え、『誰ガ為のアルケミスト』と「クリスタル オブ リユニオン』が国内外において好調に推移したことで予想を上回った。営業損益については、増収効果に加え、広告宣伝費の削減などのコストの合理化に努めた結果、赤字幅が縮小した。

さらに子会社gumi venturesが運営するファンド「gumi ventures2号投資事業有限責任組合」にて、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い3億100万円の営業外収益(投資事業組合運用益)と5億3200万円の特別利益(投資有価証券売却益)が計上されたことも経常損益と最終利益に寄与している。
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
企業データを見る