NetEase、第2四半期は増収減益 「荒野行動」が日本で売上1位に マーケティング費用や研究開発費が増加に

『荒野行動』や『Identity V』で知られるNetEaseは、8月8日、第2四半期(4-6月)の決算を発表し、売上は前年同期比21.7%増の163億人民元(約2611億円)の増収となった。

主力のゲーム事業では前年同期比6.6%増の101億人民元(約1662億円)の増収、そのほかeコマースが同75.2%増の44億人民元(約705億円)と大きく伸張、広告事業が6.5%増の6.3億人民元(約101億円)、またEメールなどその他の収益は47.4%増の12億人民元(約192億円)と、全てのセグメントにおいて大幅な増収を達成した。

ただし純利益は27億人民元(約433億円)と前年同期の30億人民元(約481億円)から10%減少している。これはマーケティング費用の増加、研究開発費、人件費とその関連費用の増加によるものとしている。

ゲームにおいては、「Chu Liu Xiang(楚留香)」といったスマホMMORPG以外にも、バトルロワイヤルの『荒野行動』や非対称型対戦ゲーム『Identity V』といったタイトルが自社ゲームのポートフォリオの多様化に貢献したという。また「荒野行動」が日本で売上ランキングの首位に、「Identity V」もダウンロードランキングで1位になるなど、海外での成果も挙げていた。
 

▲モバイルの売上の割合が非常に高くなっていることがわかる。
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