サイバーエージェント、 「CA ProFit-X」で事前の掲載可否を通過した広告のみ配信する機能「ProFit-X Brand Safety事前掲載可否 」β版を追加

サイバーエージェント<4751>のアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、スマートフォン特化型SSP「CA ProFit-X（シーエー プロフィットエックス）」において、広告案件在庫の品質維持および広告掲載メディアの信頼低下を招くクリエイティブの除外を目的に、事前の掲載可否を通過した広告のみ配信する機能「ProFit-X Brand Safety事前掲載可否 」β版を追加したことを発表した。

近年、インターネット広告市場において広告表現として不適切と思われる広告案件およびクリエイティブが増加し、各メディアへ掲載されるリスクが高まっている。このような不適切な広告やクリエイティブが掲載されることで、メディアのブランド価値を毀損するだけでなく、インターネット広告市場における広告在庫の価値にも大きなダメージを与える可能性が懸念として挙げられる。

「CA ProFit-X」では、以前よりインターネット広告の健全化にむけ広告主のブランド価値を毀損する恐れのある違法・有害サイトの徹底除外を推進していたが、今回、このような課題に対し、独自の掲載可否基準を通過した広告のみ配信する新機能として「ProFit-X Brand Safety事前掲載可否」を開発した。

これは、各メディアとの連携のもと作成した「CA ProFit-X」独自の広告掲載可否基準に基づいて、事前にデマンドサイドパートナーから得た広告案件情報を精査し、掲載可否の審査を通過した案件およびクリエイティブのみ配信する機能となっている。現在はシステムによる精査を中心に一部手動にて精査をおこなっているが、2019年春には全てシステムによる自動化を予定している。