【ゲーム株概況(8/1)】好決算発表の任天堂が大幅反発 レーティング引き上げのコーエーテクモも高い 決算嫌気したドリコムが年初来安値更新
8月1日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸。前日比192.98円高の2万22746.70円で取引を終えた。米国株式市場の上昇や円安を受けて、朝方から買い優勢となった。ソニーが上方修正したことを受けてハイテク株の一角が買われたほか、長期金利の上昇を背景に銀行株も堅調だった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が大幅反発。前日に発表した第1四半期(4~6月)の連結で、売上高1681億円(前年同期比9.1%増)、営業利益305億円(同88.4%増)と大幅な増益となったことが好感された。野村證券が投資判断「Buy」の継続、目標株価を5万9000円から6万円に引き上げた。
コーエーテクモホールディングス<3635>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社のレーティングを「アンダーウエート」から「ニュートラル」、目標株価を1960円から2340円に引き上げたことが材料視されたとのこと。
コナミホールディング<9766>は小安い。前日発表した第1四半期決算は、売上高584億円(前年同期比4.9%増)、営業利益118億円(同3.1%減)と増収減益だった。野村證券が「Buy」の継続としつつ、目標株価を7100円から6200円に引き下げたとのこと。
他方、ドリコム<3793>が急落。年初来安値を更新した。前日に発表した第2四半期の業績予想が引き続き赤字としたことや、「enza」の収益化が遅れる見通しとしたことが嫌気されたようだ。ザラ場では700円を割り込む場面もあった。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が大幅反発。前日に発表した第1四半期(4~6月)の連結で、売上高1681億円(前年同期比9.1%増)、営業利益305億円(同88.4%増)と大幅な増益となったことが好感された。野村證券が投資判断「Buy」の継続、目標株価を5万9000円から6万円に引き上げた。
コーエーテクモホールディングス<3635>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社のレーティングを「アンダーウエート」から「ニュートラル」、目標株価を1960円から2340円に引き上げたことが材料視されたとのこと。
コナミホールディング<9766>は小安い。前日発表した第1四半期決算は、売上高584億円(前年同期比4.9%増)、営業利益118億円(同3.1%減)と増収減益だった。野村證券が「Buy」の継続としつつ、目標株価を7100円から6200円に引き下げたとのこと。
他方、ドリコム<3793>が急落。年初来安値を更新した。前日に発表した第2四半期の業績予想が引き続き赤字としたことや、「enza」の収益化が遅れる見通しとしたことが嫌気されたようだ。ザラ場では700円を割り込む場面もあった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3143億2100万円、営業利益461億8500万円、最終利益348億9500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高784億1700万円、・営業利益391億3300万円、経常利益398億9900万円、最終利益309億3500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635