【ゲーム株概況(5/24)】ブロードメディアがアク抜け期待で買われる…第三者委員会の調査報告書を受領と決算発表日決定で 任天堂は5日続落

5月24日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落し、前日比252.73円安の2万2437.01円で取引を終えた。トランプ政権が自動車関税引き上げの検討を開始したことが嫌気され、自動車株が売り先行となったほか、為替が1ドル=109円台まで円高方向に振れたことも市場の重しとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ブロードメディア<4347>が異彩を放つ上昇を演じた。ブロードメディアは、前日5月23日に連結子会社の架空取引被害についての第三者委員会の調査報告書を受領したことと、それにより2018年3月期の決算発表を5月30日に行う予定となったことを発表したことで、アク抜けとなることへの期待が広がる格好となったようだ。

また、ネクソン<3659>やモブキャストHD<3689>が軟地合い下で健闘し、バンダイナムコHD<7832>も年初来高値を更新するなど高値圏でしっかり。

半面、ミクシィ<2121>やエイチーム<3362>、モバイルファクトリー<3912>などがさえず、任天堂<7974>は5日続落して終値ベースでは1月5日以来となる4万3000円割れとなった。


■関連銘柄
ブロードメディア株式会社
https://www.broadmedia.co.jp/

会社情報

会社名
ブロードメディア株式会社
設立
1996年9月
代表者
代表取締役社長 橋本 太郎
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4347
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