創通、2Qは売上高2%減、営業益12%減で着地 ライツ事業で「ガンダム」以外のヒット作不在が響く 主力のメディア事業はほぼ横ばいに

創通<3711>は、4月6日、2018年8月期の第2四半期累計(9~2月)の連結決算を発表、売上高89億500万円(前年同期比2.7%減)、営業利益12億8700万円(同12.5%減)、経常利益13億5900万円(同6.1%減)、四半期純利益9億5600万円(同3.5%減)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①メディア事業…売上高64億7000万円(前年同期比3.4%増)、営業利益3億2500万円(同3.1%減)
継続番組である「それいけ!アンパンマン」「リルリルフェアリル~魔法の鏡~」などのほか、「ゆるキャン△」「ラーメン大好き小泉さん」などの新作のテレビアニメーション番組についての製作出資・製作委員会の組成・共同運営ならびににプロデュース事業を期初の計画通りに実施した。また、遊技機の新発売に伴う広告業務および「JR東日本 機動戦士ガンダムスタンプラリー 行きまーす!」などの新規販促キャンペーンを実施した。

②ライツ事業…売上高21億5400万円(同16.8%減)、営業利益9億7300万円(同14.4%減)
「ガンダム」シリーズについては、おおむね計画通り堅調に推移したものの、「ガンダム」シリーズ以外は大きなヒット作不在により、製作委員会からの配分金が減少し、前年同期に比べ売上高が減少した。

③スポーツ事業…売上高2億7900万円(同7.3%減)、営業利益2400万円(同23.4%減)
プロ野球のオフシーズンに当たるため売上額自体は大きくないが、おおむね期初の計画通りに推移した。

なお、2018年8月期通期の連結業績予想は、従来予想予想から変更なく、売上高210億円(前期比7.3%増)、営業利益31億2000万円(同3.1%増)、経常利益31億3000万円(同5.4%増)、当期純利益21億円(同2.8%増)の見込み。
 
株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
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