イード、2017年6月期は減収減益、最終赤字転落

イード<6038>は、8月10日、2017年6月期の連結決算を発表し、売上高43億9900万円(前の期比22.9%減)、営業利益8700万円(同71.5%減)、経常利益9000万円(同69.7%減)、最終損益4億3700万円の赤字(前の期1億4300万円の黒字)だった。

 


同社では、コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(CMP事業)におけるWebメディアのPV数は依然として低調傾向にあり、全体として売上高を下回った、としている。営業利益については、CMP事業内のセールスミックスの変更に伴い費用が増加したこと、固定資産の整理に伴う除却損などを計上したことも響いたという。最終赤字となったのは、買収した絵本ナビののれんなどを減損損失として計上したため。

2018年6月期は、売上高44億0100万円(前期比0.0%増)、営業利益1億1000万円(同26.1%増)、経常利益1億1000万円(同22.0%減)、最終利益5000万円(黒字転換)を見込む。