シリコンスタジオ、28日から東京ビッグサイトで開催の「コンテンツ東京2017」に出展…ミドルウェアの最新VRデモや先端CGソリューションを展示

シリコンスタジオ<3907>は、6月28日から6月30日に東京ビッグサイトで開催される「コンテンツ東京2017」に出展することを発表した。ブースでは同社ミドルウェアの最新VRデモに加え、同社が取り扱う海外の先端CGソリューションを展示する。

・「Mizuchi」
CGの描画に特化したレンダリングエンジンであり、世界最高レベルのリアルタイムビジュアルを実現する。特に圧倒的な質感表現力に強みがあり、金属、木材、ガラス、プラスチックなど多種多様な材質をアーティストのイメージ通りに表現することができつ。また、直感的なマテリアル合成システムにより、キズやサビといった素材の状態も再現できる。



・「YEBIS」
同社の主力製品であるリアルタイムポストエフェクトミドルウェア「YEBIS」の最新デモ映像を公開する。「YEBIS」を利用することで、高品質なエフェクト効果(グレア、モーション・ブラー、被写界深度表現など)を付加することができ、あたかもカメラレンズ越しに映像を見ているようなハイクオリティな映像美を実現することができる。また、「YEBIS」は全てのHDRレンダリングパイプラインに対応している。



・「Xenko」
2017年4月25日にリリースしたC#で開発できるオープンソースの次世代ゲームエンジン。シーンストリーミング管理、パイプラインレンダリングエディター、ライトプローブなどに加えて、バイノーラルオーディオ、単一パスのレンダリング、ワンクリックVR設定、マルチサンプリングアンチエイリアス(MSAA)などVR開発をサポートする数々の機能が実装されている。



・「Enlighten」
リアルタイムグローバルイルミネーションの重要課題である大量の演算処理を、独自の技術を用いることで高品質な映像美を維持しつつ効率良く実現することが可能なミドルウェア。グローバルイルミネーション(大域照明、または間接光表現)では、シーン内の素材から光が反射される方法や、(光が)吸収される方法を計算する。反射したライトの効果を加えることで、アーティストは少数の光源であらゆる場面を照らすことができ、他に類を見ない繊細さと一体感をアプリケーションのグラフィックスで実現する。また、グローバルイルミネーションの効果をリアルタイムで計算し、イルミネーションはミリ秒単位で更新して、ライト、マテリアル、およびオブジェクトを実行時に移動および更新することができる。このランタイム機能は、ゲームおよびエディタ内で利用可能。「Enlighten」はゲームおよびコンシューマ機器のすべてに対応していく予定となっている。 




<イベント概要>
イベント名称:コンテンツ東京2017
イベント概要:7つの専門見本市から構成され、様々なコンテンツビジネスが集結する大規模国際総合展
公式サイト:http://www.content-tokyo.jp/
開催日時:2017年6月28日(水)~6月30日(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社

 
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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