【中国アプリ特集:3】美麗グラフィックと爽快感アクションが魅力の"日本式"アクションゲーム『崩壊3rd』…miHoYoの開発力の高さを示す作品に



今回、中国のゲームアプリ開発会社miHoYoの提供する3Dアクションゲーム『崩壊3rd』を紹介したい。『崩壊学園』に続く崩壊シリーズ最新作となるが、リリース以来、高い人気を博し、すでに100万ダウンロードを突破し、App StoreとGoogle Playの売上ランキングでもTOP30に入るなど活躍を見せている。クオリティの高い3Dグラフィックは必見で、開発元であるmiHoYoの力量の高さを示すものといえよう。

本シリーズは、もともと中国で「二次元」または「ACG」と呼ばれる日本のアニメ(Anime)・マンガ(Comics)・ゲーム(Game)愛好者をターゲットにして開発された、"日本式"のゲームアプリといわれている。前作『崩壊学園』は、日本でリリースする以前から日本人声優を起用したことでも注目を集めたが、今回、新作が日本国内で提供されることになった。前作の2Dのシューティングゲームからパワーアップした。

さて、ゲームの内容だが、プレイヤーは、対崩壊用戦艦・ハイペリオン号の艦長となり、「戦乙女」(ヴァルキリー)たちを操作して戦う3Dアクションゲームとなっている。画面左下のバーチャルパッドで戦乙女の移動を行い、画面右側の攻撃や回避、スキル、キャラクター交代などを駆使して敵と戦っていくことになる。ボタン以外のとことをスワイプするとカメラ操作が行える。

カメラ操作の際、間違えてスキルボタンを押してしまうことなどがあるものの、バーチャルパッドの操作性は総じて良好であり、すぐに慣れて快適に遊べるようになる。特に派手で威力抜群のスキルを使う爽快感はもちろん、ギリギリで敵の攻撃を回避した時に敵がスローモーションとなって戦いが有利に運べるなど避ける快感もあり、ついつい病みつきになってしまう。

 


本作のメインコンテンツは、いわゆるクエストに相当する「ストーリー」である。ここでメインストーリーを進めていく。各クエストについては、ボスキャラクターを倒したり、一定時間内に目的地に着いたり、といった条件をクリアすれば次に進むことができる。各クエストは、1回につき、2~3分でクリアできるなど、スキマ時間で手軽に遊べるようになっている。

 


また、クエストには、1回の出陣につき、最大3人まで自分の戦乙女を連れて行くことができ、別途、フレンドなど他のプレイヤーから1名を借りることになる。フレンドの戦乙女は、クエスト中、常に戦いに参加しているわけではなく、ボスとの戦いなどに登場して戦いを支援してくれる。

クエストが進んでいくと当然、難易度が上がるが、その際、戦乙女の育成が重要なポイントになる。クエストへの参加や専用の経験値アイテムなどを使うことで戦乙女がレベルアップしていくだけでなく、武器や聖痕(最大3個)を装備させることによっても強くすることが可能だ。また、手に入れたポイントを使って、スキルの開放・強化を行なうこともできる。

このほか、ホーム画面に登場している戦乙女をタッチするという、お楽しみ要素(?)も用意されている。タッチする場所によって、さまざまな戦乙女の反応が見られるのだが、親密度が上がっていくと、戦乙女の見せる表情や返事が変わっていくだけでなく、一定確率でHPの上限UPなど様々な追加効果が得られる。

 
▲タッチして親密度をあげると様々な効果が発生する。1日あたりに上げられる親密度には限度があるので注意してほしい。


ゲームの課金要素としては、ゲーム仮想通貨「水晶」を購入することになる。水晶は、体力(AP)の回復のほか、「補給」と呼ばれるガチャ、ショップでのアイテム購入などに利用できる。「水晶」は、課金して購入することもできるが、ゲーム中の課題クリアやログインボーナスなどでも入手することが可能だ。

このほか、レベル12になると「基地」、レベル15以上になると「イベント」、そして、レベル20以上で「外伝」が開放となるなど、遊べる内容が増えていく。今後キャラクターの追加はもちろん、すでに本国で実装されたと言われるマルチプレイなど、ゲームはこれからも進化と活躍を期待したい。

 
▲レベル12で解放となる「基地」。


 
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