ハピネット、17年3月期の営業益予想を40億円→35億円に下方修正…仮面ライダー、ジュウオウジャー、プリキュア貢献も上期の遅れ挽回できず

玩具卸大手のハピネット<7552>は、この日(2月9日)、2017年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高1720億円(前回予想1900億円)、営業利益37億円(同40億円)、経常利益35億円(同40億円)、最終利益22億円(同26億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高9.5%減、営業利益7.5%減、経常利益12.5%減、最終利益15.4%減となる。

 


同社では、最大の商戦期であるクリスマス・年末年始商戦においてヒット商材にも恵まれ堅調に推移したものの、上期の落ち込みをカバーするまでには至らなかった、としている。年末商戦では、「仮面ライダーエグゼイド」、「動物戦隊ジュウオウジャー」、「魔法つかいプリキュア!」などのキャラクター商材を中心に好調に推移したとのこと。

なお、ゲーム関連については、「ポケットモンスター サン・ムーン」のほか、「PlayStation4」本体と関連商材が好調だったが、ソフト配信やスマートフォン向けゲームの影響等による市場縮小に伴い、売上高は前年同期を下回ったという。
株式会社ハピネット
https://www.happinet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ハピネット
設立
1969年6月
代表者
代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
決算期
3月
直近業績
売上高2824億4100万円、営業利益55億7500万円、経常利益58億5300万円、最終利益35億5400万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7552
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