GMO TECH、16年12月期は営業益90%減の3300万円…広告事業の組織再編星と広告商材の見直しを実施

GMO TECH<6026>は、2月3日、2016年12月期の決算を発表し、売上高28億6700万円(前の期比16.6%減)、営業利益3300万円(同90.6%減)、経常利益2900万円(同91.8%減)、最終利益700万円(同96.6%減)だった。

 


同社では、主力のアドテク事業は、組織再編を優先課題とし、従来の商材構成の抜本的な見直しと再強化・広告運用等組織の配置転換に注力した結果、売上・利益ともに前年を下回った。セグメント売上高は20%減の26億7800万円、営業利益は78.7%減の1億円だった。

また、O2O事業は、アプリ集客プラットフォームの業界標準を目指して機能強化を図る一方、大規模チェーン店を中心として顧客基盤が順調に拡大し、導入店舗数が2500店を突破するなど市場シェアを大きく伸ばしたが、営業損益7000万円の赤字と費用先行だった。


2017年12月期の業績は、売上高30億円(前期比4.6%増)、営業利益1億1000万円(同228.2%増)、経常利益1億0800万円(同270.5%増)、最終利益6500万円(同763.0%増)を見込む。