GMO TECH、第3四半期は600万円の営業赤字…アプリインストール広告から事業転換、O2O「GMO集客アップカプセル」が急成長

GMO TECH<6026>は、10月27日、第3四半期(16年1~9月期)の単独決算を発表し、売上高22億2500万円(前年同期比13.4%減)、営業損益600万円の赤字(前年同期2億7500万円の黒字)、経常損益800万円の赤字(同2億7400万円の黒字)、最終損益2700万円の赤字(同1億7000万円の黒字)だった。

 


主力のアプリインストール広告が昨今の事業環境の変化を受けて苦戦した。同社では、アドテク分野での組織再編や商材構成の見直しを行いつつ、O2O事業の強化を進めているという。店舗の集客支援を行う「GMO集客アップカプセル」の展開を強化しており、顧客基盤は順調に拡大している。この事業の売上高は1億1900万円と全体に対する比率はまだ小さく、セグメント損益は7100万円の赤字(前年同期は1億1100万円の赤字)で、現段階では先行投資段階にあるといえるが、売上高は前年同期比で184.6%増と大きく成長した。

2016年12月通期は、売上高26億円(前期比24.4%減)、営業損益6000万円の赤字、経常損益6000万円の赤字、最終損益6400万円の赤字を見込む。