ヒロバトでもパキる? タカラトミーアーツ、『僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル』で育成・交換遊びを強化



タカラトミー<7867>グループのタカラトミーアーツは、東京都内で開催中の「タカラトミーアーツ2017年新春商談会」で、男児向けアーケードゲーム筐体『僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル(ヒロバト)』について、自身のオリジナルキャラを育成する「マイヒーローシステム」を中心に強化を図っていく方針を明らかにした。

『僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル』は、週刊少年ジャンプで連載中のアクションコミック「僕のヒーローアカデミア」を原作とする男児向けアーケードゲーム筐体だ。手持ちのキャラクターのカードをスキャンして“自分だけのヒーローチーム”を作り、3体3のバトルを楽しむことができる。
 


原作キャラのカード収集がメインなのだが、ユーザーの3人に1人がユーザーが自分で作れるオリジナルキャラ「マイヒーロー」を育成しているという。排出されたカードは、「パキッ」と 2つに折ることができ、小さい方を「ヒーロー名刺」として友達と交換できるようになっている。

お気づきの方もいるだろうが、同社の展開する女児向け筐体『プリパラ』のトモチケ交換と類似している。トモチケ交換が『プリパラ』の大ヒット要因として知られているが、これまで培ったノウハウを本作にも活用する。まず11月には「ヒーロースカウト掲示板(仮称)」を各地で設置する予定。
 
 
▲11月に導入予定の「ヒーロースカウト掲示板(仮称)」。こちらは仮のデザインなので、正式版では大きく変わる可能性があるという。


さらに、『ヒロアカ』TCG界のカリスマとして知られるプレゼント・マルベスさん(写真)がイベントなどでヒーロー名刺交換に応じてくれるそうだ。自作で名刺入れを作成したというマルベスさんは「イベントで名刺交換するとき、子供たちに正しい名刺交換のやり方を教えてあげたい」と意気込んでいた。
 


このほか、ジャンプフェスタでの告知や、アニメ第2期スタートに合わせた展開、アニメイベントへの出展なども強化していく方針。また、ニコ生「ヒロバトTV!」の配信も行っており、毎回、2000人以上のユーザーが視聴しているという。番組内の対戦で、マルべスさんが百獣の王のごとく全力でゲストを倒す様子が好評だ。
 
 

(編集部 木村英彦)
 
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©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS ©TOMY
株式会社タカラトミーアーツ
http://www.takaratomy-arts.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミーアーツ
設立
1988年2月
代表者
代表取締役社長 宇佐美 博之
決算期
3月
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