アドウェイズ、1Qは売上高10%増ながら300万円の営業赤字に 新卒社員入社による人件費増やサービス拡大による費用増で 最終益は特損も計上

アドウェイズ<2489>は、8月3日、2017年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上高104億5400万円(前々期比10.2%増)、営業損益300万円の赤字(前年同期2億400万円の黒字)、経常損益2200万円の赤字(同2億2000万円の黒字)、四半期純損益1億6400万円の赤字(同1億2100万円の黒字)となった。
 

営業損益は4月に新卒社員が入社したことによる人件費の増加や、サービス拡大による費用の増加に伴い販売費及び一般管理費が増加したことで赤字を計上、加えて経常損益は為替差損が発生したことも影響している。また、四半期純損益については関係会社株式および投資有価証券評価損による特別損失が発生したことも響いた。

広告事業のモバイル向け広告は、広告主の広告出稿の減少により、モバイル向け広告の売上高が43億2600万円(前年同期比0.8%減)となった。広告事業のPC向け広告は、金融関連企業を中心に取引が増加したことにより、売上高は43億8800万円(同35.9%増)となった。

アプリ事業は、『古の女神と宝石の射手』などの自社グループタイトルのゲームアプリの売上高が減少したことにより、売上高は8700万円(同30.1%減)となった。メディア事業は、サムライ・アドウェイズにおいて行っているメディア事業の広告主の出稿意欲の低下により、売上高は8400万円(同33.3%減)となった。

海外事業は、前期の第4四半期における広告主の広告予算消化の反動減など及び事業拡大に伴う費用が増加した結果、売上高は15億2000万円(同4.0%減)となった。

なお、2017年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高410~440億円(前期比3.5~11.1%増)、営業利益1~5億円(同85.5~27.3%減)、経常利益1~5億円(同86.6~32.8%減)、1000万円~2億円(同93.1%減~37.3%増)を見込む。

 
株式会社アドウェイズ
http://www.adways.net/

会社情報

会社名
株式会社アドウェイズ
設立
2001年2月
代表者
代表取締役社長 山田 翔
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2489
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