東映アニメ、第1四半期は2ケタ増収増益…『ドラゴンボールZドッカンバトル』や『ONE PIECEトレクル』好調、中国でのゲーム化権販売も寄与

東映アニメーション<4816>は、7月29日、第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表し、売上高91億5400万円(前年同期比14.4%増)、営業利益17億9100万円(同11.8%増)、経常利益18億9700万円(同7.2%増)、最終利益15億5500万円(同44.9%増)だった。

 


同社では、版権事業で『ドラゴンボールZドッカンバトル』や『ONE PIECE』の商品化権が好調に推移したほか、中国でのゲーム化権の販売、『ドラゴンボールZドッカンバトル』や『ONE PIECEトレジャークルーズ』の海外での運営成績が良好だった、としている。

また、映像制作・販売事業では、ゲーム向け音声製作が好調に稼動したことや、海外向けで複数作品の中国と北米向けの映像配信権、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の劇場上映権の販売が好調に稼動したとのこと。


 
■2017年3月期の見通し

2017年3月期は、売上高305億円(前期比9.3%減)、営業利益57億円(同25.4%減)、経常利益60億円(同25.0%減)、最終利益38億円(同26.2%減)を見込む。

 
東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高874億5700万円、営業利益286億6900万円、経常利益297億9100万円、最終利益209億円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4816
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