Happy Elements Asia Pacific、10月放送予定の新作アニメ「アイドルメモリーズ」発表会を開催…「アジアを一つにするアイドルプロジェクト」
Happy Elements Asia Pacificは、この日（7月8日）、東京都内で、アニメプロジェクト発表会で、新作アニメ「アイドルメモリーズ」を制作することを明らかにした。10月よりTOKYO MXで放送を開始するとともに、出演キャストによるアイドル活動も展開する予定だ。「アジアを一つにするアイドルプロジェクト」と銘打っており、日本だけでなく、中国を中心とするアジア圏での展開も視野に入れているという。作品をIPとしてしっかり育てたうえで、ゲーム展開なども視野に入れているようだ。
今回、アニメでメインキャストを担当する声優の豊田萌絵さん、早瀬莉花さん、木村優さん、相良茉優さん、青木瑠璃子さん、小原莉子さんが出演し、世界観やストーリー、登場キャラクター、作中で使われる楽曲の紹介などを行った。
■『アイドルメモリーズ』とは
VR技術が発達した近未来で、バーチャル空間のアイドル活動が活発化する中、アイドル名門校「私立華音学園」に通う2つのアイドルユニット「StarRing（スターリング）」と「Shadow（シャドウ）」の成長を描いた青春ストーリーとなる。放送形態はユニークで、アニメだけでなく、キャストが出演する番組も合わせて放送する「ハイブリッドアニメ」として放送する予定だ。
＜ストーリー＞
高速ネット通信と VR 技術の革新により、自宅にいながらリアルな旅行体験やライブ体験が一般化している近未来。アイドル活動もその在り方を変え、主にネットを介した VR 空間が活動の拠点となり、アイドルNo,1 を競う『アイドルリーグ』が開催され、全世界的にアイドルニーズが高まっている。
世界各地ではアイドル育成を目的とされた学校が設立され、かつては世界的に活躍したアイドルを数々輩出した『私立華音学園』もその中のひとつだが、現在は『アイドルリーグ』のランキング上位に入ることなく低迷している。そんな学園に世界各国から入学してきた個性豊かなアイドルの卵たちの、2 つのユニットが、互いに切磋琢磨しながら、アイドルリーグのトップを目指す！
世界各地ではアイドル育成を目的とされた学校が設立され、かつては世界的に活躍したアイドルを数々輩出した『私立華音学園』もその中のひとつだが、現在は『アイドルリーグ』のランキング上位に入ることなく低迷している。そんな学園に世界各国から入学してきた個性豊かなアイドルの卵たちの、2 つのユニットが、互いに切磋琢磨しながら、アイドルリーグのトップを目指す！
続いて、キャラクターの紹介となった。各キャストの担当するキャラクターは以下のとおり。中国出身のアイドルが登場し、ユニットのセンターを担当するあたり、中国での展開を意識していることが伺えるだろう。
林 薇薇（リンヴィヴィ、CV：豊田萌絵さん）
素直で明るい StarRing のムードメーカー。カラオケで鍛えた歌唱力で、チームのセンターを担う。中国上海出身。中国で凱旋ライブをするのが夢。
服部 惺梛（はっとりせな、CV：早瀬莉花さん）
メンバー内 最年長 自称 StarRing のリーダー。知的なお姉さん的な見た目とは裏腹に実は天然キャラ。レゴブロックが趣味で、作れないものはないと豪語している。
早川 心桜（はやかわここな、CV：木村優さん）
アイドルらしい可愛さにあふれた女の子。舞台俳優だった曾祖母に憧れアイドルを目指す。笑顔の裏には、誰にも負けない強い気持ちを秘めている。中国留学経験あり。
梶原 未来（かじわらみく、CV：相良茉優さん）
最年少にして Shadow のユニットリーダーを務める、真面目でしっかりものの女の子。大人ぶっているが、時折子供っぽいところも。最年少でもツッコミキャラ。
羅罗 雨照（ララユチュウ、CV：青木瑠璃子さん）
アイドルになりたいけど、努力はしたくない？グータラ女子。寮の部屋も他のメンバーが片付けてくれている。ペットのハスキー犬と大の仲良し。中国大連出身。
星 七海（ほしななみ、CV：小原莉子さん）
ちょっと恥ずかしがり屋で、人見知りな乙女系女子。フィギュアとグッズ集めが趣味でプログラミングが得意なインドア派。視力がいいのにときたまメガネ着用。
衣装からわかるように、ユニットは、「StarRing」が林 薇薇、服部 惺梛、早川 心桜の3人となる。こちらは正統派のアイドルユニットで、センターは薇薇が担当している。惺梛と心桜の掛け合いに注目して欲しいそうだ。
「Shadow」は梶原 未来、羅罗 雨照、星 七海の3人で、未来がリーダーだ。こちらはクールでロックなユニットになるとのこと。一見マイペースな雨照が仲間を大事に思っていて、それが様々な形で行動に現れる点を見てほしいとのこと。
また、アイドルアニメといえば、楽曲が命だ。会場では、作中で使われる楽曲紹介も行われた。まず、StarRingの「ハイタッチガール」は、ポップでキャッチーなメロディとなっており、まさに正統派のアイドルソングといった印象である。キャストからも、テンションが上がった、元気よく歌ったといった感想が出た。
他方、Shadowの「タ・チ・ア・ガ・レ！」は、ロックサウンドが特徴なのだが、聴いていると、アイドルらしさも出ている楽曲でもある。キャスト陣も、アイドル感を出しながらも、格好良く歌うように心がけたとのコメントがあった。歌詞もかわいらしいものになっているそうで、この辺りのギャップも見どころとなる。
なお、中国を中心としたアジア展開を視野に入れているとのことで、なんとキャストは全員、中国語を習っていることが明らかになった。日本のアニメへの人気が高い中国で活動するための準備だそうで、豊田さんは「中国でライブがしたいです！」と意気込みを示していた。
■新作アニメ「アイドルメモリーズ」作品概要
＜キャスト＞
林 薇薇(リン ヴィヴィ):豊田萌絵
服部惺梛(はっとり せな):早瀬莉花
早川心桜(はやかわ ここな):木村 優
梶原未来(かじわら みく):相良茉優
羅 雨照(ラ ユチョウ):青木瑠璃子
星 七海(ほし ななみ):小原莉子
＜スタッフ＞
原作: Happy Elements Asia Pacific
監督：菊池カツヤ
シリーズ構成・脚本：大野木寛
キャラクターデザイン・総作画監督：奥山鈴奈
キャラクターデザイン原案: 株式会社グラフィニカ
美術背景：手塚プロダクション
3DCG アニメーション:テトラ
音響監督：横田知加子
音響制作: グロービジョン
アニメーション制作: セブン・アークス・ピクチャーズ
（編集部 木村英彦）
■関連サイト
©Happy Elements Asia Pacific K.K.
