コロプラの期待作『激突!! J リーグプニコンサッカー』プレイインプレッション…「ぷにコン」との相性は抜群、まさにアクションサッカーゲームの最高峰


コロプラ<3668>は、Jリーグ監修のもと、スマートフォン向けサッカーゲーム『激突!! Jリーグプニコンサッカー』(『プニサカ』)を今春リリースする予定だが、今回、先行プレイをする機会があったので、インプレッションをお伝えしておこう。

本作は、本格的なアクションを楽しめるサッカーゲームだ。コロプラが独自に開発したインターフェース「ぷにコン」を搭載しており、指一本で快適な操作を実現する。J クラブ所属の現役サッカー選手たちが多数登場する。

プレイヤーは、全国各地をめぐるJチャンピオンツアー(クエスト)で資金やアイテムを集めたり、自分だけのホームタウンを作ったり、他のプレイヤーと試合を行ったり、はたまた選手の獲得・育成を行ったりして、最強のクラブを目指していく。


 
●Jチャンピオンツアーで強豪クラブと勝負!

Jチャンピオンツアーは、一般的なスマートフォンゲームの「クエスト」に相当するもので、全国各地を巡りながら、ドリブルやパス、シュート、タックルなど、試合で必要なテクニックを覚えたり、選手育成やホームタウン発展に必要な素材を集めたり、現地のクラブと対戦したりしていく。エリアの最後には、強豪クラブが待ち構えており、勝つことができれば次のエリアに進むことができる。 敵チームは、エリアが進むと徐々に強くなっていく。選手をしっかりと育てて、「ぷにコン」による操作を習得しないと勝てないようになっている。
 


 
●「ぷにコン」とサッカーの相性は抜群

本作で使われる「ぷにコン」は、『白猫プロジェクト』をはじめ、コロプラの有力タイトルで導入されているインターフェースだが、サッカーゲームとの相性はどうなるのか。結論からいうと、指一本で自由自在に操作できるので、快適そのものだ。ドリブル突破やスルーパスで相手のディフェンスを切り裂く爽快感はたまらない。

試合中、攻撃している時は、画面をスライドしてドリブル操作しつつ、フリックの強弱でパスを使い分けていく。強くフリックするとロングパス、 弱いフリックだとショートパスを出すようになっている。また、タップすることでスペースにスルーパスも出すことができる。スルーパスを決めて、ディフェンスラインの裏をとった時は最高に気分が良い。

逆に、守備の時は、自動でボールを追いかけてくれて、非常に助かる。もちろん、自分で選手をフリックで操作して、敵選手から直接ボールを奪取したり、パスカットを行ったりすることも可能だ。フリック操作でタックルすることも可能なのだが、現実と同様、危険なタックルになるとカードをもらうリスクがあるので注意が必要だ。試遊中、何度もレッドカードをもらってしまった。
 



 
●縦画面の試合 すき間時間にプレイ可能

サッカーゲームは、左側から右側に攻めるといった、いわゆる「横向き」になっているものが多いが、本作は「縦画面」のまま行うようになっている。そして、常に画面の上方向に攻めることになる。このあたりは、本作ならではの特徴といえよう。

記者もプレイした際、前半は上方向に攻めたので、後半に入ってサイドチェンジして、下方向に攻めるのだとばかり思って、うっかり自陣に向けてドリブル突破して、あやうくオウンゴールを決めそうになったことがある。実際にプレイする場合は注意してほしい。これは慣れの問題だろう。

また、試合にかかる時間は、だいたい前半・後半合わせて3~5分程度になるそうだ。実際のサッカーの試合のように45分は要さない。移動中やちょっとしたスキマ時間などに楽しむことを想定したものであり、これはこれでいいといえるだろう。

このほか、試合前に好きな選手でフォーメーションを設定することもできる。「4-4-2」や「3-5-2」、「3-5-3」など好きなものを選択したら、最適な選手を配置していく。配置はオート設定も可能。オート設定には、自分好きなチームの選手中心に組む、といった機能も用意されている。
 

試合前の設定では、これ以外にも攻撃を重視するか、守備を重視するかなど、プレイスタイルを決めることができる。また、監督による指示も3つまで設定可能で、こちらはレベルがあがると選択肢が増えていくそうだ。 フリーキックやコーナーキック、ペナルティキックの担当選手も設定できる。
 


 
●自分だけのホームタウンを作る

このゲームには、ホームタウンの要素もある。ゲームプレイで獲得した資金やアイテムを使って、様々な施設を建てていき、自分だけのホームタウンを発展させることができる。『白猫プロジェクト』などと同じく、ホームタウンを発展させると、クラブや選手の能力がアップする。強いチームを作るためには、立派なホームタウンが不可欠なのだ。また、プレイ開始時に自分が目指すJリーグクラブを設定することになるのだが、タウンの中をそのチームのマスコットが歩きまわるなど憎い演出も。これによって、ホームタウン感がでており、愛着が持てるようになっている。
 


 
●実名で選手が登場、アイテムを使って育成

Jリーグに登場する選手が実名で登場する。選手はガチャで獲得できるほか、ツアーやイベント、さらにはグランプリでポイントを集めると、 レア度の高い選手が手に入るそうだ。レアリティは初期段階では1~4まで用意されているという。

獲得した選手の育成は、選手同士の「合成」などではなく、アイテムを使って育てていく。素材アイテムは、ツアーで行われる試合やミニゲームで手に入る。曜日クエストなどのようなものも実施していくそうだ。レベルを上げていく過程でアビリティを覚えることもあるそうだ。

選手を育てていくと、試合中の足の速さが上がったり、パスの精度が上がったり、スタミナが増えたりと、試合中で選手の成長が実感できる。選手育成も本作の大きな魅力の一つといえよう。『白猫プロジェクト』と同じく、「限界突破」もあり、スキルと各パラメーターを上げることが可能だ。
 

ちなみに、ミニゲームは、点数の書かれたボードにシュートを当てるキックターゲットのようなものや、ピッチ上に並べられたマーカーをドリブルでなぞっていく練習、さらに複数の選手の間で正確にパスを通す練習などがある。ゲームのプレイスキルを上げるのにも役立つものばかりで、遊ぶ際には積極的の取り組みたい。
 


 
●育てたクラブでJグランプリ制覇を目指そう!

他のプレイヤーが育てたクラブと対戦したり、試合内容に応じて得られるポイントでランキングを競ったりするJグランプリも開催する。 他のプレイヤーのクラブとの対戦は、いわゆるリアルタイム通信を同時対戦ではなく、ユーザーデータとの対戦になるそうだ。


 
●サッカーゲームとしての完成度は抜群

最後に幾つか改善してほしいと感じた点を指摘しておこう。

まず、試合中にフォーメーションやポジションが変更できないことだろう。例えば、センターバックが退場した時、その空いたポジションを誰が埋めるのか、選手交代させるかなどの判断が必要になると思うのだが…。戦術的な判断はサッカーゲームの醍醐味なので、そこが惜しい。

もう一つは選手やボールの位置を表示するレーダーがなく、ピッチ全体の状況が把握しづらいことも不便だと感じた。例えば、サイドを上がって、クロスを入れる際、中央のゴール前に集まっているのかがわからない。カメラを引くことで把握できるのだが、改善を望みたい点だ。

プレイして感じたのは、「ぷにコン」の操作性だけでなく、各要素が緻密に設計されており、スマートフォンで遊べるアクションサッカーゲームの最高峰ということだ。Jリーグのファンはもちろん、本格的なアクションサッカーゲームとして遊びごたえのある力作であるといえよう。リリース時はぜひプレイしてほしい。


 
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(編集部 木村英彦)
 
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株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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