ウィズの6~8月期、8700万円の営業赤字に OEMでは「TAMAGOTCHI4U+」を発売

「たまごっち」など玩具の企画・開発を行うウィズ<7835>は、10月2日、第1四半期(6~8月期)の連結を発表し、減収・赤字幅縮小となった。発表した売上高1億8900万円(前年同期比3.4%減)、営業損益8700万円の赤字(前年同期1億1300万円の赤字)、経常損益1億0400万円の赤字(同1億1500万円の赤字)、最終損益1億0400万円の赤字(同1億1600万円の赤字)だった。
 

OEM製品販売は、7月18日に「TAMAGOTCHI4U+」を発売し、それを含めてほぼ計画どおりに進捗したという。その他、オリジナル製品は、「Yuki Yuki(ゆきゆき)」などを販売し、全体として堅調に推移した、としている。また経常損益の赤字幅が営業損益の赤字に較べて大きくなっているが、営業外費用でビップ&ウィズの持分法投資損失などを計上したことが響いた。

2016年5月通期は、売上高16億円(前期比8.1%減)、営業利益1000万円(前期1億7000万円の赤字)、経常利益1000万円(同1億7300万円の赤字)、最終利益700万円(同1億7600万円の赤字)と黒字転換を見込む。従来予想からは変更はなし。