【アプリ調査】「萌えゲームはちょっと…」なんて人を颯爽と裏切る! 『バトルガール ハイスクール』は弾けた女の子たちの個性と硬派な一面を兼ね備えた新感覚の学園アクションRPG


コロプラ<3668>は、スマートフォン向け学園アクションRPG『バトルガール ハイスクール』のリリースを、2015年春に予定している(4月16日リリース)。今回「Social Game Info」では、『バトルガール ハイスクール』を特集した連載記事を3回に渡って掲載。第2弾では、筆者が徹底的に遊んで気付いた『バトルガール ハイスクール』の魅力を、レビュー記事として余すところなく紹介していく。



 

■愛称は『バトガール』で!


『バトルガール ハイスクール』は、昨年末に発表された同社新作3タイトルのひとつ(関連記事)で、学園を舞台に女子生徒を育成しながらバトルを繰り広げていく学園アクションRPG。プレイヤーは学園唯一の男性教師となり、特訓とコミュニケーションで生徒との親密度を上げながら物語を進めていく。
 
コロプラがいわゆる“たくさんの女の子が登場するゲーム”を開発するのは、今回が初の試みとなり、発表後は各所で話題となったのも記憶に新しい。また、『白猫プロジェクト』から導入された同社のスマホ向けインターフェイス「ぷにコン」の採用も注目されている。
 
一見して、安易に可愛い女の子たちがたくさん登場するアクションRPG……と思ってしまいがちだが、これが実際に遊んでみると学園内の交流要素や硬派なバトルモードなど、『バトルガール ハイスクール』だけでしか味わえない魅力的な要素を随所で垣間見ることができた。今回は、本作独自のシステムの紹介に併せて、ゲーム概要を解説していこう。あ、ここからは略して『バトガール』の愛称で。

【イントロダクション】
西暦2045年

突如あらわれた謎の侵略者『イロウス』の手により世界は汚染され、
人類はその活動圏内を狭めていくしかなかった…… 

その侵略者に果敢に立ち向かうのは、強力な軍隊でも兵器でもなく
どこにでもいる普通の女の子たち

 『神樹ヶ峰女学園(しんじゅがみねじょがくえん)』
イロウスと戦う運命を背負った『星守(ほしもり)』たちの通う学園

そこに赴任した貴方は、彼女たちと共に、汚染された大地の奪還を目指す

そして今日も、木漏れ日あふれる校庭に
授業開始を告げるチャイムが鳴り響く――――




 

■「もっと(仲良くなって)知りたい」 そうさせるのは…


『バトガール』では、大きく分けて「学園パート」「バトルパート」のふたつが存在。「学園パート」は、おもに女の子とコミュニケーションをとったり、特訓を繰り返したりして親密度を上げていく、言わば育成要素が中心のパートとなる。対して3D空間で行う「バトルパート」では、物語を進行していくのはもちろん、武器作成・強化に必要な素材などを手に入れることができる。

おもにプレイヤーは、これら「学園パート」「バトルパート」のサイクルを中心に、女の子と交流・特訓して、武器を作成・強化して、迫り来る敵たちを倒し物語を進めていくことになる。至極単純なゲームサイクルではあるが、意外にも女の子たちとの何気ないやり取りや、生活感溢れる日常風景など、「学園パート」が兼ね備えるリアリティで不思議と飽きがこない

教師として女の子を育てていく「学園パート」では、女の子をタッチすることで多彩なリアクションをしてくれる。ここでは女の子に“なでなで”したり、プレゼントを贈ったりすることで、親密度を上げることが可能。
 
 

親密度を上げて仲良くなると、追加ストーリーを見られたり、そのほかプロフィールでは誕生日・星座・血液型・部活動・趣味・食べ物の好き嫌い・家族構成・将来の夢・理想の人などなど、そして最終的にはスリーサイズといった、なかなか人には言えないことも教えてくれたり……。

こうした女の子たちのひと癖もふた癖もあるプロフィール・個性について、「もっと(仲良くなって)知りたい」と思ってしまうのは、世界観の教師目線として感情移入したのか、それとも子を育てるような親心なのか、どちらにせよ『バトガール』における魅力のひとつだ。
 
 


また「特訓」では、特定のメニューをこなすことで時間に応じた親密度を手に入れることができる。進行方法は、たとえばランニングを“10分”させるなどいわゆる放置型ゲーム方式となっている。リアルに10分経過するまで待つこともできるが、バトルで手に入れた「応援ポイント」を使用することで時間の短縮も可能だ。
 
 
 
▲バトルで手に入れた「応援ポイント」を使用することで時間短縮が可能


そして、女の子たちをより可愛く見せる手法として見逃せないのが、「Live2D」(2Dをアニメーション表現するソフトウェア)の導入である。その自然で滑らかな表情の変化や体の動きは、まさに眼福……。これに加えて、手に入れた衣装に着替えることができるため、滑らかに動く女の子たちと様々なシチュエーションで会話を楽しめるのも本作ならでは。
 


このほか、生活感を醸し出す教室の日常風景にも注目したい。じつは、教室で女の子たちを眺めていると、勝手に歩き出したり、お弁当を食べたり、掃除したりと自由気ままにアクションを起こしてくれるのだ。最初は女の子の人数も少ないが、ストーリーを進めたり、ガチャで手に入れたりすることで、教室もどんどん賑やかになっていく。ちなみに人数が増えることで、ゲーム画面の広さ的に特定の生徒を選択しにくくなりがちだが、そこは視点切り替えなどを駆使してスムーズに選ぶことが可能だ。
 
 

さらに、教室の後ろにある黒板の日付は現実の日付と連動していたり、デイリーミッションの表記が「学級日誌」であったりと、学校にちなんだ名称統一も世界観に没入できる演出のポイントでもある。

 

■タップとフリックの軽快なアクションが爽快


 

一方「バトルパート」は、日常をテーマにした和やかな「学園パート」とは打って変わって、ややシリアスな物語を進めていく、言わばメインストーリーモードとも言える。プレイヤーは、3D空間で敵と対峙しながらも、物語を進めていくことになる。また、「バトルパート」では『白猫プロジェクト』でおなじみの「ぷにコン」が採用されているが、じつは少々操作性が異なっている。

『バトガール』における「ぷにコン」は、『白猫プロジェクト』の操作性と同様にスワイプ=移動、タップ=攻撃、フリック=回避はそのままだが、そこにタイミングアクションが加わった。具体的には、タップ(攻撃)すると出てくる玉が中心に重なったとき、もう一度タイミング良くタップすることでコンボを繋ぐことができ、一定のコンボ数を繋げていくとスキルが発動するといった形だ。
 
 
▲「バトルパート」 ソード使用
 
 
▲「バトルパート」 スキル発動


このタイミング良くタップとフリックを駆使しながら臨む「バトルパート」は、じつは簡単に見えて、なかなかアクション要素が求められるなどやり応えがある。また、特定の武器では、攻撃するたびにキャラクターが徐々に前進してくれて、タップ(攻撃)とフリック(回避)だけで敵を一掃できることもある。もちろん「ぷにコン」としての移動(スワイプ)する立ち回りも推奨したいが、個人的には指の配置が固定されながら、タップひとつで自在に攻撃を繰り出すキャラクターたちの姿を見ているのは、じつに爽快

ちなみに、カメラ視点も上から見下ろすトップビューではなく、少し横から覗いた奥行ある視点となっているほか、画面上部を左右にスワイプすることでカメラを回転できる。さらに、バトルではアイテムを使用することで、経験値2倍やコイン2倍、そしてオートモードも使用可能に。嬉しいことに、これらのアイテムは残数5個で60分に1個回復する仕様となっている。なるべく積極的に使って、バトルの報酬を上げておきたいところ。
 
 
▲「バトルパート」 アイテム使用とオートモード


▲「バトルパート」 勝利画面


武器はソード、ランス、ハンマー、ガン、ロッドの5種類。それぞれ攻撃方法も変わっていて、ガンの場合は弾数が限られているため、攻撃中にフリックしてリロードすることになる。もちろん武器は、バトルで手に入れた素材を用いることで、作成・強化・限界突破が可能。また、武器は女の子ではなく、カード依存になるため、違う武器種のカードを手に入れれば、複数の武器種を装備できる。衣装もカード依存にはなるものの、女の子の能力値はそのままに、後で自分の好きなものを着せることができる。こうした強さと見た目を離して遊べるのも嬉しいポイント
 
 

▲「バトルパート」 ガン使用
 
 
▲「バトルパート」で得た素材で武器を作成・強化


もうひとつ『バトガール』における面白い要素が「ガールリンク」である。ガールリンクで相性が良い女の子同士を編成することで、ステータスが上昇するというシステム。また、ガールリンクは固定ではなくて適宜変わっていくため、場合によっては、まんべんなく女の子たちを使用できる機会を得られる。
 
 

なお、「メニュー」→「オプション」からは、フリック入力の感度や味方アイコンの位置、カメラの振動、武器ごとのオートターゲットのON/OFFなど、バトル画面における細やかな設定もできるため、自身のプレイスタイルに合わせてカスタマイズしてみよう。もちろん『バトガール』には、スタミナという概念は存在しないため、いくらでも繰り返し遊ぶことができる。

 

■「萌えゲームはちょっと…」なんて人にこそ



女の子は初期15人となり、そこから一人ひとりに異なる衣装のカードが複数存在する。前述したように最初は女の子の数も少ないが、ストーリーを進めたり、ガチャで新たなカードを手に入れたりすることで女の子の数は増えていく。何よりガチャで手に入るカードは、本当に様々な衣装のバリエーションがあるほか、実際に「Live2D」における立ち絵やSDキャラクター時にも、きちんと衣装が反映されるのが嬉しい。
 
 
 

▲「ガチャ画面」


一見して萌え要素が詰まったスマホゲームのようだが、女の子と交流したり、特訓を指示したりと、隙間時間でも“気軽に遊べる”ほか、「バトルパート」で物語を進めたり、敵を倒してレベル上げをしたりと、“ガッツリ遊べる”要素も兼ね備えているなど、二軸でゲームを堪能できる。「萌えゲームはちょっと…」なんて斜に構えている人こそ、じつは遊んでみると隙のない硬派なゲームであることを感じ取れると思う

友達たちと繰り広げるマルチプレイ対戦モード「競技」については、次回の第3回目の記事で掲載。
 
(編集部:原孝則)

 
 

現在、事前登録を受付中! リリース済み


現在配信に先立ち、公式サイト上で事前登録を行っている。特典には、バトルパートで使用できる限定武器「スクールバッグ」と「星のかけら×25個」がもらえるシリアルコードがプレゼント。さらに、同サイト内にて「キャラクター総選挙」も開始。投票数が1位となった女の子は、本タイトル配信時のアプリアイコンとゲーム起動画面に採用されるとともに、事前登録を行った方全員にその女の子をモチーフとした限定武器がプレゼントされる。

【事前登録で入手できるもの】
■「スクールバッグ」
■「星のかけら×25個」


▲「スクールバッグ」

【事前登録の方法】
① 事前登録サイトからTwitterアカウントを登録
② 配信開始後、登録したTwitterアカウントへダイレクトメッセージ(DM)にてシリアルコードを送付
③ アプリ内にてシリアルコードを入力。特典アイテムを入手できる

【総選挙の投票方法】
総選挙の投票方法については、事前登録サイトにて詳細をチェック。
※星のかけらはコロプラのバトルガールハイスクール(以下、 「ゲーム」という)で利用できるポイントです。 
※事前登録特典はお1人様1回のみ取得できます。 
※他の事前登録サービスとの重複登録による特典の複数取得はできません。 
※事前登録期間はゲームリリースまでとなります。 
※フライングガチャのフォローを外してしまうと事前登録特典コードを受け取ることができなくなりますのでご注意ください。 
※事前登録特典はゲームリリース後にゲーム内にて事前登録特典コードを入力することで受け取ることができます。 
※事前登録日時、 OS、 シリアル、 リファラ、 投票回数の情報は、 ゲームでの特典付与、 マーケティングデータの分析の為にコロプラに提供します。 
※キャンペーン応募期間、 および内容は予告無く変更または中止する場合がございますので、 予めご了承ください。 
※事前登録特典を受け取る権利は、 第三者への譲渡または換金等はできません。 
※ゲームの内容、 正式リリース日、 ゲーム内特典の内容等に関する問い合わせには、 一切お答えできません。 
※バトルガールハイスクールの事前登録サイトはPC及びスマートデバイスでのご利用が可能です。 なお、 OSやブラウザは最新版でのご利用を推奨しております。 デバイスやOS、 ブラウザの組み合わせ等によりコンテンツが一部ご利用いただけない場合がございますので予めご了承ください。 
 
※ゲーム画面のキャプチャは開発中のものです
※ゲームの仕様は変更となる場合がございます。
© 2015 COLOPL, Inc.
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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