デジタルガレージ、日本語版「LinkedIn」のマーケティング活動で提携

デジタルガレージ<4819>は、米国LinkedInとビジネスSNS「LinkedIn」の日本におけるマーケティング支援について合意した、と発表した。 LinkedIn社は、2011年中にLinkedIn日本語版の立ち上げを予定しているが、デジタルガレージは、LinkedInと緊密に連携しながら、日本におけるLinkedInの普及に向け、マーケティング活動や広報活動、市場調査、プロダクトマーケティング支援を行っていく、としている。 なお、今回の合意について、LinkedIn社のmanaging director and vice president of Asia Pacific JapanのArvind Rajan氏は、「デジタルガレージと共に日本でマーケティングを行えることをうれしく思います。世界市場で成長を続けている最大のプロフェッショナル・ネットワークであるLinkedInにとって、成長を維持するために日本は重要な市場に位置づけられます」とのコメントしている。 一方、デジタルガレージ取締役の伊藤 穰一氏は、「日本にはさまざまなソーシャルネットワークサービスがありますが、LinkedInのようなプロフェッショナル向けのものは皆無に等しいといえます。その一方で日本のビジネス慣習を考えれば、これほどプロフェッショナル同士を結ぶネットワークが重要な市場は世界でも多くありません。このためLinkedInは日本において、個人や組織の生産性を高める上で非常に高い可能性を秘めていると思います。世界の中での日本の存在感を増すためにも役立つでしょう」とコメントしている。