ネクシジョン、韓国の大ヒットサスペンスADV『灰色都市(原題)』の配信契約を締結。日本市場を強く意識したローカライズを実施…物語の舞台もソウルから東京へ


ネクシジョンは、韓国のゲーム開発会社4:33社のスマホ向けサスペンスアドベンチャーゲーム『灰色都市(原題)』の日本でのパブリッシングに関する契約を締結したと発表した。

『灰色都市(原題)』は、韓国のAppStore、Google playで1位を獲得、総計250万ダウンロードを達成したサスペンスゲーム。本作には、大きく4部に分けられた物語で構成されている。事件の中心である誘拐犯を追い、その周辺に起こる殺人事件の謎を解いていくストーリーなど、プレイヤーの進め方によってエンディングが変化し、全55通りのエンディングが存在する。

今回、日本での4:33社のゲームリリースは初となり、『灰色都市(原題)』のローカライズにあたっても強く日本を意識した改変が行われるという。オリジナルの舞台はソウルだが、日本版は東京へと変更するなど、地名などの固有名詞から人名まで全て徹底してアレンジされるようだ。
 
 


◆『灰色都市』を制作した4:33社とは
ネクソンの共同代表等を歴任したクォン・ジュンモ氏が2009年6月に設立したモバイルゲーム会社。韓国のゲーム業界を代表する会社の1つに数えられている。なかでも2013年7月にリリースされた『灰色都市』は劇中のボイスに韓国のスター声優14人を使用。重厚なストーリーとクオリティの高いグラフィックは好評を博し、4:33という名をゲーマーに強く印象付けることとなった。『灰色都市』は最近まで出演した声優ファンのサイン会を開催するなどの活動を継続しており、今年10月には続編である『灰色都市2』がサービススタートした。


■『灰色都市(原題)』(韓国版)
 

公式サイト