バンダイ、幼児向け本格Androidタブレット端末『コドなび!』を10月25日より発売…東京学芸大学が総合監修、子どもが安全に楽しく学べる端末に

バンダイは、東京学芸大学と東京学芸大こども未来研究所との共同研究による、搭載したバンダイ初の幼児向け本格Androidタブレット端末『コドなび!』を10月25日より発売する。価格は、2万8000円(税抜)。全国の玩具店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネット通販などを通じて販売する。

本商品は、デジタルネイティブ世代の子どもに向けて新しい学びの形を提案する学習端末。バンダイが商品を企画し、学習内容やデザインコンセプトについて東京学芸大学の教授陣、東京学芸大こども未来研究所が総合的に監修を行ったという。Wi-Fi経由でインターネットに接続できる一方、保護者用の管理画面で、ネットへの接続の有無や接続時間の制限、遊ばせる時間の設定などが行えるため、安心してお子さまに使わせることができる。

プリインストールされているアプリには合計150種類以上のオリジナルの学習メニューが収録されており、タブレットで学習した内容を実体験に移したり、遊びの中で自然と学べたりする新発想の学習プログラムを多数取り入れ、深い学びを実現するとのこと。また未就学児に圧倒的な人気を誇る「それいけ!アンパンマン」のキャラクターたちがナビゲートを行う。


【もじのあなうめ】

どの文字を入れても正解する質問設定。答えが一つではないから楽しく学習が進められます。


【せかいのがっき】

楽器の説明とともに、実際の音色を聴くことができます。インドの楽器など、親も知らない楽器の音色も収録しており、親子で学ぶことができます。


【もののなまえ】

ものの名前を実写や動画で学ぶことができます。


【はみがきできるかな】

歌と映像で、苦手な生活習慣を身につけられるようサポート!


【スタンプぬりえ】

カメラで実物を撮影し、その写真から色を抜き出して、ぬりえをしてみよう!


【これはどこかな?】 

身の回りの三角を探して写真に撮ってみよう!



総合監修にあたった東京学芸大学 松田 恵示教授のコメント



ここ数年、スマートフォンやタブレット端末はめざましい早さで家庭に普及し、小さな子どもたちが端末を自由自在に操作する姿は珍しいものではなくなりました。そうした中で私たち親は、このようなメディアが、子どもにとってプラスにもマイナスにもなる、という両面を視野に入れておくことが大切です。この意味では、新しいメディアに触れるチャンスをやみくもに奪うのではなく、正しい使い方を積極的に経験させておくこともこれからの子どもたちには必要です。 

「コドなび!」は、単なるタブレット学習という枠を超えて、子どもの遊びを豊かにし、学びの本質を子どもたちに伝えることができる「新しい家族のコミュニケーションツール」として提案するものです。「コドなび!」が大事にしているのは次の3つです。一つ目は、「親子のコミュニケーションを促進する端末であること」、二つ目は、「間接的な体験と直接的な体験を結びつけること」、三つ目は「子どもの『あそび』の原点を大切にすること」です。

「コドなび!」によって、タブレットで学んだことを実体験に生かし、生活の中で経験したものをさらにタブレットで確認・表現できる機会が広がり、世界や人とつながる新しい学びを実感していただければと願っています。 


 

コドなび!



 
株式会社バンダイ
http://www.bandai.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイ
設立
1950年7月
代表者
代表取締役社長 竹中 一博
決算期
3月
直近業績
売上高1491億5500万円、営業利益122億4100万円、経常利益134億4600万円、最終利益99億4700万円(2023年3月期)
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