マイクロアド、スマホメディアの収益向上機能を強化したSSP『MicroAd COMPASS』の提供開始…次世代のスマホ広告マネジメント機能を搭載

サイバーエージェント<4751>子会社のマイクロアドは、9月9日、サプライサイドプラットフォーム(SSP)の『MicroAd AdFunnel(マイクロアド アドファネル)』を刷新し、スマホメディアの収益向上機能を大幅に強化した最新鋭SSP『MicroAd COMPASS(マイクロアド コンパス)』として提供を開始した。

「MicroAd COMPASS」は、スマホメディアの収益向上機能を大幅に強化したサプライサイドプラットフォーム。アドネットワーク広告、DSPより提供されるRTB(RealTimeBidding)広告、メディア運営者が独自に販売・運営する純広告などを一元的に管理し、最も収益が高い広告をリアルタイムで抽出し広告収益を最大化するフルフラットオークション機能(特許出願中)を搭載。媒体社の広告管理を自動化し、収益の最大化を実現する、としている。


 



■「MicroAd COMPASS」の収益向上機能(以下、リリースからの抜粋)
 
1)フルフラットオークション機能(※特許出願中)
アドネットワーク会社より提供されるネットワーク広告、DSP事業社から提供されるRTB広告、メディア運営者が独自で販売・管理している純広告を、1インプレッションごとに同一の環境でオークションを実施。最も収益が高くなる広告をリアルタイムで自動抽出します。フラットな広告オークションを実施することで、自社の純広告と複数社から提供される広告を効率よく配信し、広告在庫全体での収益最大化を実現します。

2)スマートフォン向け運用型アドネットワーク「nend(ネンド)」との広告在庫連携
「MicroAd COMPASS」では、日本最大級のスマートフォン向け運用型アドネットワーク「nend(ネンド)」: 株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柳澤 安慶、東京証券取引市場第一部:2461)との広告在庫連携をいたしました。これにより「MicroAd COMPASS」の利用において「nend」からの広告配信を受けることが可能となります。RTB広告ではマイクロアドが提供するDSP「MicroAd BLADE」があらかじめ接続されており、利用開始時点でアドネットワークとRTB広告の収益最適配信が可能です。

また、広告収益としてすでに利用しているアドネットワークサービスも「MicroAd COMPASS」経由で広告配信することで、フルフラットオークション環境を構築することが可能です。マイクロアドでは、今後もDSP事業社、アドネットワーク広告事業社と広く業務提携を行い、フルフラットオークション参画パートナーを広げて参ります。


3) 最新のアドサーバー機能
「MicroAd COMPASS」では各種アドネットワークサービスやRTB広告の管理のほか、純広告を管理するアドサーバー機能も豊富に用意されています。スマートフォンおよびPCの両デバイスサイトにて広告配信期間や1日あたりの配信量上限調整、インベントリロス(在庫不足)を最小に抑えるための広告在庫予測機能を搭載し設定の手間を軽減します。また、標準でグローバル対応しており、海外DSP事業社からの広告受け入れ環境も実装しています。