『艦隊これくしょん』開発の角川ゲームス、2014年3月期の純利益は56倍の1.6億円に成長

KADOKAWA<9477>子会社のゲーム開発会社である角川ゲームスの第5期決算公告が6月30日付の官報に掲載された。2014年3月末に終わる決算期(2014年3月期)の純利益は、前の期(290万円)の56倍となる1億6358万円に伸びた。

同社が開発し、DMM.comが配信しているブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』が2013年4月にリリースされ、登録者数が200万人を突破する規模まで成長した。日本経済新聞によるDMM.comへのインタビュー記事では「(『艦これ』は)これまでに開発費の140倍に相当する70億円の売上高を稼ぎ出したもようだ」と報じられている。もっとも、KADOKAWAの角川歴彦会長によれば、ゲームの『艦これ』自体はKADOKAWA側にとってほとんど収益貢献していない(関連リンク)状況のようだ。

なお、角川ゲームスは5月21日付で役員人事の異動を発表。新任の取締役として、親会社のKADOKAWAが今年5月に買収したフロム・ソフトウェアの取締役である、中島英一氏、坂口城治氏、竹内将典氏の3名が就任した。
 

 
株式会社角川ゲームス
https://www.kadokawagames.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社角川ゲームス
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長 安田 善巳
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