日本証券業協会が運営する未公開株の取引制度「グリーンシート」の銘柄に指定されているヴォルフガング<3684>は6月24日、2014年9月期半期報告書の提出が法定期限（6月24日）から遅延する見込みとなったと発表した。継続企業の前提に関する事項（注記）の記載の有無を検討しているため。今年2月に提出した有価証券届出書に記載されている事業方針に大幅な変更はないが、注記記載の有無を検討するにあたり、より具体的な対策の必要性を考慮すべきと判断したという。
なお、同社は、今年2月20日、日本クラウド証券を取扱証券会社として、グリーンシート銘柄に指定された。ゲームアプリ事業に充当する目的で、公募で4.5億円を調達。グリーンシート指定から半年経過しないうちに、継続企業の前提に関する事項を記載する可能性がある。
