DeNA、投稿作品を表彰する「マンガボックス インディーズリーグ」の第1回受賞作品を発表…1位の閲読数は230万回超

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は6月11日、マンガ雑誌アプリ『マンガボックス』で、投稿作品をランキング形式で表彰する「マンガボックス インディーズリーグ」の受賞作品を公表した。

「インディーズリーグ」の開催期間は4月7日から6月9日。投稿作品はマンガボックス内で「マンガボックス インディーズ」として公開し、受賞作品は読者の閲覧数と「お気に入り」の登録数を総合的に判断して決定した。

全447作品の投稿作品の総閲読数は3800万を超え、その中で230万回以上の閲読数(作品が開かれた回数、1話を1作品として計算)を得た『Wiz~ニセ魔法使いの事件簿~』(作:雨墨篤)が第1回「マンガボックス インディーズリーグ」の第1位となった。

今回受賞となる3作を含め、上位作品は「マンガボックス」での連載を前向きに検討しているとのこと。第2回「マンガボックス インディーズリーグ」を現在開催中で、期間は8月12日(火)まで。
 

第1回「マンガボックス インディーズリーグ」受賞作品

(括弧内はマンガボックス編集部のコメント)

<第1位> 賞金100万円
『Wiz~ニセ魔法使いの事件簿~』 作者:雨墨篤


「堂々のトップ、おめでとうございます!超能力者にあこがれる主人公が、超能力がらみの殺人事件にまきこまれ、持ち前の推理力で事件を解決するという、奇抜なストーリーが大変面白かったです。し かもネーム構成力が抜群に上手く、ややもすると説明セリフばかりになりそうな話を、最後まであきさせずに読ませる技は見事。メクリや見開き、コマの大小な どのリズムも効果的です。あえて課題点を上げるとしたら、キャラクターに個性や魅力が欲しい事と、ターゲット読者層に好まれる作画面の強化でしょう」

<第2位> 賞金50万円
『蝉の鳴く頃』 作者:Gino0808


「若々しい感性が伝わってくる作品でした。主人公の高弘をはじめ、心に深い悩みを持つ登場人物が多く、話が深刻な方向に行きがちなのが気になりましたが、先が気になるストーリー展開に、毎回の更新を楽しみにしていた読者も多かったのではないでしょうか。人体の描き方など、作画面では課題も見られました」

<第3位> 賞金30万円
『よみきり作品集!』 作者:あやぱん


「どのタイトルも今を生きる若者のフレッシュな感情が描かれていて、とっても好感を持てる作品ばかりでした。あやぱんさんの思い入れのある主人公がいれば、それを主軸にした続きものを読んでみたいですね。あと、欲を言えば等身のバランスと目の描き方を工夫すればもっとよくなると思います」


第4位から30位の作品は「マンガボックス インディーズ」または、マンガボックス インディーズ クリエイターサイトを参照。

マンガボックス インディーズ クリエイターサイト
 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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