デジタルガレージ、第3四半期の営業益は90%増の11.86億円に拡大…投資育成事業やネット広告が好調のため

デジタルガレージ<4819>は、本日(5月14日)、第3四半期(2013年7月~2014年3月期)の連結決算を発表し、売上高238億9400万円(前年同期比17.5%増)、営業利益11億8600万円(同90.2%増)、経常利益24億9800万円(同32.4%増)、四半期純利益18億7300万円(同15.2%減)だった。

 


同社では、売上高と営業利益が伸びた要因について、インキュベーション事業で、新規株式公開(IPO)市場の環境好転を受け、国内外のベンチャー企業への投資・育成ビジネスによる利益が計画を上回ったことに加え、マーケティング事業でインターネット広告が好調に推移したため、としている。持分法による投資利益12億2900万円も経常利益を押し上げた。

なお、最終利益は一転して、前年同期に比べて15%減の減益となった。前年同期に計上された関係会社株式売却益10億2400万円が今期は計上されなかったことによる。



■2014年6月期の見通し

2014年6月期は、売上高320億円(前期比14.4%増)、営業利益18億円(同36.1%増)、経常利益35億円(同13.7%増)、当期純利益21億円(同22.7%減)を見込む。従来予想からは変更なし。