米SuperRewards、CoinBaseを利用したビットコイン決済を採用へ

米国・サンフランシスコのソーシャルゲーム・モバイルゲームのマネタイズを得意とする会社SuperRewardsは、3月31日、同社の公式Twitterで、カナダのモバイルゲーム会社A Thinking Ape、カナダのモバイル・ソーシャルゲーム会社East Side Games Studio、ニュージーランドのモバイル・ビデオゲーム会社Ninja Kiwiをはじめとしたパブリッシャーのゲームで、ビットコイン(インターネット上で流通するピアツーピア<P2P>ベースの仮想通貨)を使ったゲーム内通貨の購入をはじめたことを明らかにした。
 
SuperRewardsのビットコイン決済は、米国・サンフランシスコのビットコインのウォレットサービス会社CoinBaseで不換通貨(本源的価値はないが、政府の宣言により通貨として用いられる通貨)に両替され、SuperRewardがゲームパブリッシャーにUSドルで支払う、という仕組みだ。
 

 
SuperRewardsは、2007年に設立された会社で、2500以上のパブリッシャーとパートナー契約を結んでいる。2009年には、アドマーケットプレイス会社Adknowledgeに買収されたが、その後、2012年にはゲームのマネタイズを得意とする会社Playerizeに買収された。現在はPlayerizeの一部として、オンラインゲーム、モバイルゲームのペイメントプラットフォームの提供の拡大を続けている。
 
同社は、世界中から200以上のプロバイダー、トランザクション(クレジットカード、ペイパル、銀行決済、プリペイドカード、モバイル決済、最近ではビットコイン決済などを含む商取引)を統合している。同ペイメントプラットフォームを利用することで、地域性、市場動向やその国におけるユーザー行動などの統計データをもとに、最適な決済方法を提示できる、という。
 
また、同社は、オファーウォール広告(アプリ内のビデオ広告などをタップすると広告一覧画面が立ち上がる広告)も提供している。同オファーウォール広告では、毎日100万人以上に対して、アンケート、ビデオ広告、インターネットサービスのユーザー登録などターゲティング広告をうつことができる。これにより、ユーザーはアプリ内通貨を手に入れられ、広告出稿主はユーザーをアプリから流入させることができる。
 
なお、オンラインゲーム・モバイルゲームでのビットコイン決済は、Zynga、Big Fish Gamesでも採用されている。(関連サイト)



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(C) SuperRewards

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