CESA、CEDEC2013で実施するコンペティション企画を発表…今年は5分野で実施

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、本日(8月6日)、8月21日~23日に開催される「CEDEC 2013」で、コンペティション企画「CEDEC CHALLENGE」を実施すると発表した。 昨年は「エンジニアリング」、「ゲームデザイン」、「サウンド」の3分野の企画が実施されたが、今年はさらに「ビジュアル・アーツ」と「オンライン・ネットワーク」分野も追加されるとのこと。 それぞれの企画の概要は以下のとおり。 (1)ゲームAIプログラミングコンテスト 2013 in CEDEC (エンジニアリング分野・公募) 詳細 ゲームAIのプログラミングコンテスト「JavaChallenge 2012」のゲームをベースに、学生だけでなく社会人の方も対象としたゲームAIのプログラミングコンテスト。事前の公募、予選を勝ち抜いた参加者が自ら開発したAIプログラムでの戦いにより、AIプログラミングの腕を競う。あわせて、コンテストを通して学生やゲームエンジニア同士の交流促進も図る。   (2)スカルプト・マイスター! (ビジュアル・アーツ分野) 詳細 参戦アーティスト4名がパネルディスカッションの形式で、業界トップクラスのスカルプトテクニック、スカルプト・マイスターたちのフィロソフィーまで余すことなく紹介する。   (3)PERACON2013~ペラ企画コンテスト2013~ (ゲームデザイン分野) 詳細 「PERACON2013~ペラ企画コンテスト2013~」は、事前に設定されたテーマに沿った企画コンセプトをA4用紙1枚にまとめて競う、誰でも参加できる「コンセプトシートコンテスト」。いわゆるペラコンである。15秒ほどで内容が理解できるものであれば、ことば、イラスト、図式など表現は自由。 今回は、若いゲームクリエイターを応援するという趣旨から、堀井雄二氏、薗部博之氏、水口哲也氏、中裕司氏、松野泰己氏、須田剛一氏をはじめ、“高橋名人”こと高橋利幸氏など多くの著名ゲームデザイナーが特別審査委員として参加する。作品は審査員によって評価され、優秀作品は最終日のセッションで表彰される。   (4)サウンド大喜利!各社対抗ライブサウンドエフェクト制作 (サウンド分野) 詳細 サウンド大喜利の第2弾。6名の挑戦者(サウンドクリエイター)が、その場で示された「お題(テキスト)」に対してサウンドエフェクトを作成する。お題(複数を予定)をどのように解釈して、どのような音で返してくるのか・・・業務で培われたテクニックや、クリエイター毎のアプローチの違いなど、普段は見られない制作シーンを目の前で見ることができる。   (5)SECCON x CEDEC CHALLENGE (オンライン・ネットワーク分野) SECCONは、NPO法人「日本ネットワークセキュリティ協会」(JNSA)が開催するITセキュリティの技術や知識を競う日本最大のセキュリティコンテスト。今回はCEDECの共催により「SECCON 2013」の最初の地方大会「SECCON 2013 横浜大会」として実施される。出題範囲は、フォレンジック、暗号、ネットワーク、Web、プログラミングなど幅広い分野に及ぶ。 なお、主催するJNSAでは、8月5日よりSECCON2013公式ホームページで参加者を募集している。