ガンホー、『パズドラ』好調続き営業益4331%増…2QもQonQで42%の増益を達成 高成長続く

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、この日(7月29日)、第2四半期の連結決算を発表し、売上高746億円(前年同期比945.5%増)、営業利益451億円(同4331.2%増)、経常利益453億円(同4053.3%増)。四半期純利益281億円(同2609.2%増)だった。凄まじい成長である。 同社では、主にモバイルコンシューマ事業のスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」の売り上げが好調に推移を続けたことにより、前年同期と比べ大幅に増加した、としている。また、PCオンラインゲームについては、セグメント損益は赤字転落となった。      セグメント別の状況は以下のとおり。 ■モバイルコンシューマ事業は、売上高713億円(同2178.2%増)、セグメント利益(営業利益)458億円(同8340.0%増)だった。モバイルコンシューマ事業は、「パズル&ドラゴンズ」が順調に推移したほか、アクションパズルRPG「ケリ姫」シリーズも寄与した。またコンシューマゲームは、第3四半期以降に発売開始予定のゲームタイトルの開発を進めた。 ■PCオンライン事業は、売上高33億6200万円(同18.6%減)、セグメント利益(営業利益)3700万円の赤字(同8億8100万円の黒字)だった。引き続き「ラグナロクオンライン」「エミル・クロニクル・オンライン」を中心に事業を展開しているものの、スマートフォン市場の急拡大や、携帯型家庭用ゲーム機のオンライン化が進むとともに、ゲームユーザーのライフスタイルの変化などから、ユーザーがPC以外の端末へ移行する動きが見られたという。   ■QonQでは営業益42%増 なお、四半期別の数字を見ると、売上高437億円(前四半期比41.5%増)、営業利益265億円(同42.6%増)、経常利益266億円(同42.8%増)、四半期純利益158億円(同28.7%増)だった。『パズル&ドラゴンズ』は足元でも引き続き高水準で成長が続いていることが伺える。これまでの推移は以下のとおり。ちなみに7月度の月次単体売上高については、135億円(前年同月対比1205.3%増)となる見込みだという。