MTI、2013年9月期の営業益予想を70%減額…スマホ向けサービスの広告宣伝費で

エムティーアイ(MTI)<9438>は、本日(5月8日)、2013年9月期の連結業績予想を下方修正し、売上高294億円(前回予想300億円)、営業利益5億円(同17億1000万円)、経常利益4億7000万円(同17億円)、当期純利益1億5000万円(同7億5000万円)とした。 従来予想からの修正率は、売上高2.0%減、営業利益70.8%減、経常利益72.4%減、当期純利益80.0%減となる。  

エムティーアイ 下方修正

    同社では、スマートフォン向けサービスの有料会員数拡大を図るため、積極的なプロモーションを展開したことにより、会員数が増加したものの、広告宣伝費などが収益を圧迫したため、としている。 会員数については、スマートフォン向けの有料会員数は426万人(2012年9月末比113万人増)まで拡大し、全体の有料会員数もフィーチャーフォン向けサービスの有料会員数の純減を吸収し826万人(同13万人増)となった。また、連結子会社Jibe Mobileのキャリア向けシステム開発の受注も好調に推移したとのこと。     ■第2四半期決算 同時に発表した第2四半期の連結決算は、売上高148億2200万円(前年同期比0.8%増)、営業損益1億0700万円の赤字(前年同期11億5000万円の黒字)、経常損益9600万円の赤字(同11億4000万円の黒字)、四半期純損益1億2100万円の赤字(同1億7600万円の黒字)だった。  

エムティーアイ 第2四半期決算