バンダイナムコHD、25年3月期のデジタル事業についてバランスの取れたタイトルポートフォリオを確立していく年と位置づけ
バンダイナムコホールディングス<7832>は、2025年3月期のデジタル事業について、中長期での成長を目指して体制を立て直し、バランスの取れたタイトルポートフォリオを確立していく年と位置づけているという。2024年3月期の決算説明会において明かした。
バランスのとれたタイトルポートフォリオとは、特定のジャンルやIPに偏らず、実績のあるシリーズのナンバリングタイトル、戦略的にワールドワイドで展開するタイトル、ライト層向けのカジュアルなタイトル、旬なIPや今後広がりそうなジャンルなどからなる。
また開発体制の立て直しに関しては、開発中のタイトルの審査強化に加え、新たに開発に着手するタイトルを初期段階で判断する新たな会を設置したとのこと。そして適切なリソース配分やスケジュール管理を行い、しっかり作り切る体制を目指すという。
バンダイナムコスタジオを中心に社内ノウハウの集約や、日本と米国が連携し全世界のマーケティングの統括とリソース投下、ニーズの把握など戦略的な検討なども行っていくという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832