タカラトミー、24年3月期決算は営業益41%増の185億円と大幅増益へ 玩具好調、キディランドとアーツ貢献 売上・利益は過去最高に

玩具大手のタカラトミー<7867>は、この日(5月1日)、2024年3月期(23年4月~24年3月)の連結決算について、売上高2080億円(前の期比11.1%増)、営業利益185億円(同41.1%増)、経常利益175億円(同45.4%増)、最終利益98億円(同17.9%増)となる見通しと発表した。

・売上高:2080億円(同11.1%増)
・営業利益:185億円(同41.1%増)
・経常利益:175億円(同45.4%増)
・最終利益:98億円(同17.9%増)

従来の業績見通しとの比較で、売上高4.0%増、営業利益8.8%増、経常利益6.0%増、最終利益8.8%増とそれぞれ上振れする。

・売上高:4.0%増
・営業利益:8.8%増
・経常利益:6.0%増
・最終利益:8.8%増 

 

同社では、日本とアジア地域における玩具とその周辺事業が好調に推移したことに加え、キデイランドとタカラトミーアーツの業績が伸長した、としている。北米の中核子会社TOMY Internationalも寄与し、売上高は過去最高の2080億円となる見込み。

他方、利益面では、増収効果のほか、輸送費の落ち着きによる原価率の改善から売上総利益が伸びたという。物流費の減少も利益を押し上げる効果となり、営業利益と経常利益は過去最高となる見込み。

さらに最終利益についても、第3四半期に同社連結子会社である Fat Brain Holdingsの減損損失をこなして最高益となるとのこと。

株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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