【ゲーム株概況(4/20)】需給悪化懸念後退でオルトプラスが一時900円台を回復 「ニンテンドー ラボ」を発売の任天堂も高い ベクターが大幅反落

4月20日の東京株式市場では、日経平均株価は6日ぶりの反落となり、前日比28.94円安の2万2162.24円で取引を終えた。台湾半導体大手の業績予想下方修正を受けて、国内市場もハイテク関連を中心に売りが先行した。ただ、為替が1ドル=107円台後半まで円安方向に振れたことで、下げ幅は縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、オルトプラス<3672>が一時900円台を回復したほか、KLab<3656>やアカツキ<3932>、エディア<3935>、サイバーエージェント<4751>、アクセルマーク<3624>なども買われた。オルトプラスは、前日4月19日に台湾XPECから新株予約権付社債のうち2億900万円分を買入消却することを発表(関連記事)しており、需給悪化への懸念が後退したとの見方が広がったようだ。

また、本日(4月20日)、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」向けに、段ボール製工作キット「Nintendo Labo」(ニンテンドー ラボ)を発売した任天堂<7974>も高い。

半面、ベクター<2656>が大幅反落し、アエリア<3758>も前日の急騰の反動から小安い。ほか、LINE<3938>やドリコム<3793>などもさえない。


■関連銘柄
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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