LINE、ゲームサービス「LINE GAME」でゲーム開発者に向けた「LINE GAME PLATFORM」公式サイトを公開

LINE<3938>は、ゲームサービス「LINE GAME」において、ゲーム開発者に向けた「LINE GAME PLATFORM(ラインゲームプラットフォーム)」公式サイトを本日(11月15日)より公開した。

「LINE GAME」は、2012年11月の本格始動以降、6角形パズルゲーム「LINE POP」シリーズやマッチングパズルゲーム『LINE ポコポコ』など、様々なジャンルのタイトルを多数展開しているゲームサービス。従来の強みであるパズルゲームを中心としたカジュアルゲームや自社IPであるLINEキャラクターを活用したゲームタイトルに加え、最近では『LINE BLEACH -PARDISE LOST-』や『千銃士』など、今までの「LINE GAME」にはなかった幅広いジャンルや提供コンテンツの拡充を図っている。

今回、新たに公開した「LINE GAME PLATFORM」公式サイトは、LINEが提供する各ゲームタイトルの開発などに使用されている機能を紹介するサイトとなっている。「LINE GAME PLATFORM」には、ゲームタイトルのユーザー獲得と活性化に向けたイベントを効率的に管理するなどゲーム内での機能を保有する「PION」、ゲームの PLC(製品ライフサイクル)に最適化された分析サービスを提供する「GROWTHY」、世界中にゲームサービスを安定的に提供するためのクラウド環境を提供する「FUWA」、ゲームアプリの難読化および脆弱性に対する分析・対策を行うことができる「AIR」、QA(品質保証のための)環境を提供する「QUATY」といった複数の機能がラインアップされており、LINE GAMEの『LINE ポコポコ』『LINE ブラウンファーム』など、ゲームタイトルを通じたコミュニケーションを実現している人気タイトルにも使用されている。

・「PION」
ゲームユーザーの獲得と活性化に向けた多彩な機能を提供するインゲーム機能。プロモーション、ユーザーグラフ、コミュニティなど、ゲームの特性に合わせて必要な機能を自由に選択し適用することができ、適用するとデータが連動され、「PION」の諸機能はもちろん、「LINE」を含む外部チャンネルとのシームレスな連携をサポートする。各機能の SDK、API、Admin、技術支援を一つのパッケージにして提供している。

・「GROWTHY」
ゲームの PLC に最適化された分析サービスを提供するアナリティクス機能。大容量データをリアルタイムで収集・処理・保存・分析・見える化することで、ゲームの KPI を迅速に把握し、ユーザーの行動を深く分析することができる。これにより、データに基づいた意思決定をサポートし、効率の良いマーケティングを展開できる環境を提供する。

・「FUWA」
世界中にゲームサービスを安定的に提供するためにゲーム開発に向けた構築・増設・モニタリングをサポートするクラウド機能。世界各国のローカルファームにフロントエンドサーバーを設置し、グローバル対応することが可能となっている。開発会社のニーズに合わせてクラウド環境をカスタマイズできる。

・「AIR」
ゲームアプリの難読化および脆弱性に対する分析・対策を行うことができるセキュリティ機能。分析技術を利用してファイルの難読化、脆弱性、悪質なコードの有無に関する情報を提供する。モバイル環境における悪意のある行為からアプリを安全に保護することができ、各種の脅威を総合管理・監視する。

・「QUATY」
ゲームのリリースのために効率的なQA環境を提供する自動化テスト機能。グローバルにゲームを展開する前に、展開する国別の対応が必要な端末を管理でき、ゲーム開発会社が直接作成したスクリプトで自動化テストを実施できる。また、リモートコントロールをサポートしており、QA問題に素早く対応することが
できる。

同社は、今回の取り組みを通じて、様々なジャンルのゲームコンテンツの開発・運用体制のさらなる強化を図るとともに、日本、韓国、タイ、台湾を中心としたグローバル展開を加速させ、ゲーム事業の成長およびLINEプラットフォーム全体の活性化を進めていく方針だ。

 
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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