ベクター、第2四半期は24%減収・営業赤字幅拡大…前期にサービスを開始したタイトルが不振

ベクター<2656>は、本日(10月20日)、第2四半期累計(4~9月)の決算を発表し、営業収益5億6400万円(前年同期比24.8%減)、営業損益9200万円の赤字(前年同期4600万円の赤字)、経常損益8200万円の赤字(同4000万円の赤字)、最終損益8300万円の赤字(同1億2000万円の赤字)だった。
 


同社では、主力のオンラインゲーム事業で前期中にサービスを開始したゲームタイトルが不振だったため、としている。ソフトウェア販売事業は、販売施策などが好調に推移したことや、法人向け市場が底堅く推移したことにより、前年同期比でプラスとなったが、全体をカバーするには至らなかった。

オンラインゲーム事業では、ブラウザゲームは7月に「クリプトアイランド」のサービス開始し、ゲームポータル「VectorGame」でのチャネリングサービスタイトルが増加した。スマー トフォンゲームは4月に「B.LEAGUE ドリームアリーナ」、9月に「侵攻のオトメギア ス」のサービスを開始した。
 


なお、第3四半期累計(4~12月)の業績については、営業収益9億7000万円(前年同期比14.7%減)、営業損益1億7700万円の赤字、経常損益1億6700万円の赤字、最終損益1億6800万円の赤字を見込む。2018年3月通期の見通しは非開示。
 
株式会社べクターホールディングス
https://corp.vector.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社べクターホールディングス
設立
1989年2月
代表者
代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2656
企業データを見る