KLab、JAXAと組んで「月探査ハッカソン」を11月11日、12日に開催! ゲーム開発技術を月面の縦孔探査「遠隔操作ロボット」に活用へ


KLab<3656>は、11月11日、12日の2日間、月・地球でのロボットの高精度遠隔操縦に挑戦すべく、ゲームなどのIT技術のアプローチでその実現を目指すハッカソンを開催することを発表した。

同ハッカソンは、KLabと宇宙航空研究開発機構JAXAがタッグを組み、産業技術総合研究所 知能システム研究部門等の協力のもと実施する。

■「月探査ハッカソン」について
日本の宇宙科学研究者の中で検討が進められている月面の縦孔探査計画「UZUME」における 科学探査を「遠隔操作ロボット」で行う際の課題解決を目指す。

近年のゲーム開発技術は、ソフトウェア・ハードウェア両面の様々な先端技術がUnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを中心に統合され、医療や建築、教育など、ゲーム以外の幅広い分野にも応用されつつある。これらのゲーム開発技術が今後の月探査に活用されるようになり、貢献できればと考え、月面の縦孔探査「遠隔操作ロボット」が今回のテーマになった。

■イベント概要
<スケジュール>
エントリー受付:2017年10月18日(水)~10月30日(月)13:00まで
審査ならびに抽選結果発表:2017年10月31日(火)~11月2日(木)
イベント当日:2017年11月11日(土)・12日(日)

<応募条件>
・学生(高校生以上)、社会人も可
・宇宙に興味がある方、実際に自分の手で宇宙をハックしたい方
・プログラミングやロボット制作、電子工作など、本ハッカソンテーマに自らの手を動かしアプローチできる方(チーム参加可)

<ハッカソン参加資格>
・応募条件を満たす方
・審査ならびに抽選により参加決定となった方

<参加費>
無料
※学生のみ…国内交通費全額支給、宿泊場所手配(遠方にお住まいの方)

<当日の持ち物>
・開発用のPC
・本ハッカソンにおいて必要になると思われる各種機材等

<会場>
KLab株式会社(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー)

<イベント当日プログラム>
・2017年11月11日(土)・12日(日)10:00~19:00
※なお、スケジュールは一部変更になる場合がある

<課題の詳細>
メインテーマ
・月-地球での、ロボットの高精度遠隔操縦の実現

サブテーマ
通信の制約された中での遠隔操縦用VR(Virtual Reality:仮想現実)環境の構築と管理
・VR用の周辺環境3Dモデルのセンシング、マッピング
・周辺環境データの通信データ構造
・ゲームエンジンの活用

ロボットの自律性強化
・月面作業シミュレータの構築や、ネットワークを介してのテスト
・協働作業によるロボットのテストや操縦データの集積とそれによる学習
・ネットワークゲーム技術の応用

参加者は以上の課題に対して、チーム・個人で取り組むことになる。

<制作物の例>
・周辺環境の3Dモデルなどを高遅延低帯域ネットワークで送る圧縮方法やプロトコルの実装
・周辺環境の3Dモデルのセンシングやマッピング技術の開発
・ロボットソフトウェアや遠隔操縦ロボットのシミュレーターなどのゲームエンジン連携やネットワーク化
・操縦データの学習の仕組み開発
・月面探査のシミュレーションや制御、チェックのネットワーク上協働環境の開発(ネットワークゲーム技術の応用など)

<表彰について>
・最優秀賞
・JAXA賞
・KLab賞
・敢闘賞
・アイディア賞

※各賞にはそれぞれ賞品等を贈呈する
※内容は変更となる可能性がある

▼エントリーURL
http://moonhack.jp.klab.com/

 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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