【ゲーム株概況(8/15)】『ディアホライゾン』の配信開始が迫るアクセルマークが大幅続伸 ボルテージは決算下ブレも今期回復への期待が買い材料に

8月15日の東京株式市場では、日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比216.21円高の1万9753.31円で取引を終えた。北朝鮮問題による地政学リスクがやや後退したことに加え、為替が1ドル=110円台まで円安方向に振れたことで、輸出関連株を中心に買い戻しの動きが目立った。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、子会社アクセルゲームスタジオが開発を担当しているスクウェア・エニックスの新作『ディアホライゾン』の配信開始日が来週8月24日に迫っているアクセルマーク<3624>が大幅続伸し、終値ベースで2016年5月31日以来、約1年3ヶ月ぶりとなる2000円台を回復した。

また、KLab<3656>やシリコンスタジオ<3907>、ボルテージ<3639>、ケイブ<3760>なども買われた。ボルテージは、前日14日に発表した2017年6月期の連結決算は下ブレ着地となった(関連記事)ものの、続く今期の予想で急回復する見通しを打ち出したことが材料視されているようだ。

ほか、好決算を評価され、前日にストップ高したNJHD<9421>はこの日も大幅続伸した。

半面、前日に発表した第2四半期決算で、第2四半期期間(4~6月)の各利益項目が大幅減益となった(関連記事)カヤック<3904>が大幅続落し、前日は2度目の業績予想増額を評価してストップ高まで買われたアエリア<3758>は反落した。


■関連銘柄
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
企業データを見る
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
企業データを見る